「はい、返却期限切れ」と朝食の席で掌を差し出す凪と、「九時四十七分だった」と言われて目玉焼きに胡椒を振る航平。たった数行の掛け合いで、二人の距離の近さと仲の良さがまっすぐ伝わってきました。駅の遺失物を扱う仕事の目線で恋人を「誰かさんが勝手に持って帰ろうとすると困る、とっても高価なやつ」と言うセンスも素敵です。この二人の日々をもっと読みたくなります。
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