概要
「彼女がいる」は嘘だった。翌朝、幼馴染が本気で彼女になった
彼女いない歴イコール年齢の高校二年、三島奏太は、悪友の大野健吾にそそのかされた。「彼女いるって嘘つけばモテ期来るよ」。半信半疑のまま、クラスメイトの前で「いるよ」と答えてしまった奏太。嘘はあっという間にクラス中に広まり、奏太は後悔する。しかし翌朝、隣家に住む幼馴染の綾瀬美月が、玄関の前でこう言った。「じゃあ私がなればいいんでしょ。嘘の彼女、そのまま私がやる」。弁当、登校の同伴、放課後の寄り道。美月の「彼女ムーブ」は本気そのもので、クラス一の人気者・白鳥麗奈までが奏太を意識し始める。念願のモテ期は、嘘と一緒にやってきた。けれど奏太だけが知らない。美月は最初から、嘘だと気づいていたことを。
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