概要
攻略するな。そのダンジョンは、まだ生きている。
ダンジョンは、モンスターを倒し、魔石や希少素材を持ち帰る場所。
それが世界の常識だった。
十八歳の神谷理人が授かったのは、前例のない固有能力《迷宮医》。
内包されていたのは、迷宮の声を聞く《迷宮聴診》、異常を見抜く《迷宮診断》、魔力で医療器具を生み出す《術具形成》など、聞いたこともないスキルばかりだった。
自分の能力を確かめるため、探索者協会の監督下で訪れたのは、資源が枯渇し、閉鎖寸前となったEランクの《第七迷宮》。
そこで理人は、誰にも聞こえない声を耳にする。
『いたい……もう、こわさないで……』
その声の主は、ダンジョンそのものだった。
人類が資源を採取し、モンスターを討伐してきたダンジョンは、実は意思を持つ巨大な生命体だったのだ。
しかも第七迷宮は、長年の過剰採取で衰
それが世界の常識だった。
十八歳の神谷理人が授かったのは、前例のない固有能力《迷宮医》。
内包されていたのは、迷宮の声を聞く《迷宮聴診》、異常を見抜く《迷宮診断》、魔力で医療器具を生み出す《術具形成》など、聞いたこともないスキルばかりだった。
自分の能力を確かめるため、探索者協会の監督下で訪れたのは、資源が枯渇し、閉鎖寸前となったEランクの《第七迷宮》。
そこで理人は、誰にも聞こえない声を耳にする。
『いたい……もう、こわさないで……』
その声の主は、ダンジョンそのものだった。
人類が資源を採取し、モンスターを討伐してきたダンジョンは、実は意思を持つ巨大な生命体だったのだ。
しかも第七迷宮は、長年の過剰採取で衰
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