概要
「あなたが私の呪いを持つなら、私はあなたを、全部持つ」
他人の呪いや状態異常を、自分の身体に移すだけ。
スキル【肩代わり】しか持たない荷物持ちのアルトは、いつも青い顔をしている「役立たず」として、Aランクパーティを追放された。
――誰も知らなかった。
リーダーが好んで使う呪いの魔剣。迷宮の瘴気。毒も、呪詛も、三年間ずっと、アルトがひとりで引き受けていたことを。
追放された夜、アルトの身体に変化が起きる。
引き受けた呪いが、少しずつ「力」に変わっていく。
【肩代わり】は、外れスキルなんかじゃなかった。呪いを喰うたびに強くなる、世界でただひとつの力だった。
辺境の迷宮都市で出会ったのは、触れた者すべてに激痛を与える〈茨の呪い〉の騎士、リーゼ。
六年ぶりに誰かの手を握った彼女は、泣きながら言った。
「……もう、離さなくていいんですよね?」
忘
スキル【肩代わり】しか持たない荷物持ちのアルトは、いつも青い顔をしている「役立たず」として、Aランクパーティを追放された。
――誰も知らなかった。
リーダーが好んで使う呪いの魔剣。迷宮の瘴気。毒も、呪詛も、三年間ずっと、アルトがひとりで引き受けていたことを。
追放された夜、アルトの身体に変化が起きる。
引き受けた呪いが、少しずつ「力」に変わっていく。
【肩代わり】は、外れスキルなんかじゃなかった。呪いを喰うたびに強くなる、世界でただひとつの力だった。
辺境の迷宮都市で出会ったのは、触れた者すべてに激痛を与える〈茨の呪い〉の騎士、リーゼ。
六年ぶりに誰かの手を握った彼女は、泣きながら言った。
「……もう、離さなくていいんですよね?」
忘
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?