概要
一人で強いやつから死ぬ。三人なら帰れる。俺たちは、四人だ。
一人で強いやつから死ぬ。三人なら帰れる。
――剣も握れなかった俺たちは、四人だった。
剣と魔法の世界。
ただし、魔法を使えるのは、生まれつき体に「刻印」を持つ者だけ。千人に一人。
見つかれば国に連れていかれ、兵器として育てられる。
だから、傭兵は魔法を持たない。隊列と、数と、知恵で戦う。
村を焼かれた十七歳のリオは、辺境の傭兵団「灰狼団」に拾われる。
取り柄は、目と、足と、しぶとさだけ。剣は、握ったこともない。
同じ週に入った新入りは、三人。
一人で十分だと言い張る、没落貴族の天才剣士。
誰よりも食べて、誰よりも動かない、鍛冶屋の三男の盾。
一日に三言しか話さない、薬師の少女。
――その左の肩には、誰にも見せない秘密がある。
四人まとめて、第七班。
一人しくじったら、四人とも飯抜き。
――剣も握れなかった俺たちは、四人だった。
剣と魔法の世界。
ただし、魔法を使えるのは、生まれつき体に「刻印」を持つ者だけ。千人に一人。
見つかれば国に連れていかれ、兵器として育てられる。
だから、傭兵は魔法を持たない。隊列と、数と、知恵で戦う。
村を焼かれた十七歳のリオは、辺境の傭兵団「灰狼団」に拾われる。
取り柄は、目と、足と、しぶとさだけ。剣は、握ったこともない。
同じ週に入った新入りは、三人。
一人で十分だと言い張る、没落貴族の天才剣士。
誰よりも食べて、誰よりも動かない、鍛冶屋の三男の盾。
一日に三言しか話さない、薬師の少女。
――その左の肩には、誰にも見せない秘密がある。
四人まとめて、第七班。
一人しくじったら、四人とも飯抜き。
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