概要
あの日の放課後は、十二年止まっていた。
中学二年の秋、隣の席になった真美は襟元までボタンを留める清楚なマドンナだった。ある放課後、夕暮れの教室で二人きりになると、彼女は胸に埋め込んだ虹色に光るLEDタトゥー「ゲーミングおっぱい」を見せた。主人公は「違うよ」と反射的に言ってしまい、言葉の行き違いが生じる。翌週彼女は転校した。十二年後、妻の失恋話を聞いて、あの日の真美が傷ついていたことに初めて気づいた。
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