概要
指を、横に払う。それだけで、人ひとりが世界から消える。
視界に浮かぶ|UI《ユーアイ》を、指先ひとつで操作する。ドラッグで標的を"ゴミ箱"へ運び、スワイプで払う。それだけで、人ひとりが──存在ごと、消える。肉も、声も、その帰りを待っていた誰かの記憶も、まとめて世界から。あとには、最初からいなかったことになる。
|神坂《かみさか》|仁《じん》、通称「ゼロ」。世界OSに公認された、都市でただ一人の"消す掃除屋(スワイパー)"だ。ピンチで距離を歪め、スワップで敵の立ち位置を入れ替え、指先のUI操作を異能に変えて標的を捌く。ただし、同時に触れられるのは二つまで。彼の指は、いつも誰かを消している。
だが昼の仁は、まるで逆のことをしていた。「なんでも屋」の看板を掲げ、客のつらい記憶を消さずに"預かる"。消される側の人間は、消える前に、いちばん失いた
|神坂《かみさか》|仁《じん》、通称「ゼロ」。世界OSに公認された、都市でただ一人の"消す掃除屋(スワイパー)"だ。ピンチで距離を歪め、スワップで敵の立ち位置を入れ替え、指先のUI操作を異能に変えて標的を捌く。ただし、同時に触れられるのは二つまで。彼の指は、いつも誰かを消している。
だが昼の仁は、まるで逆のことをしていた。「なんでも屋」の看板を掲げ、客のつらい記憶を消さずに"預かる"。消される側の人間は、消える前に、いちばん失いた
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何でも消した男が、唯一消せなかったもの
ゲームのような、誰かに管理されている世界。
出会った少女と逃げながら、消されないよう戦うSFバトルアクションです。
10話まで読了した時点でのレビューです。
まず一話が短く読みやすい。どんどん次の話へと進みたくなる推進力があります。
ヒロインのリアが可愛いけど、得体が知れずちょっと怖くも見えるところが魅力的。
サブキャラのタップやクロもちゃんと印象に残ります。
セリフは少ないのにキャラに二面性をもたせるなど、深みを出すのが上手い作家さんです。
またシステム用語を世界観にうまく取り込んでいるのも好印象でした。
何でも消せる主人公は、何を消せなかったのかで語ります。
私も「これは無理だわ…続きを読む