概要
噛めば、壁が開く。噛めば、俺が捕まる。
壁が開くまで、あと100日。
開けるのは、俺の失言だ。
乙女ゲー『壁の向こうで、恋をした』の世界に転生した、元広報マンのカール。
役どころは、全十五ルートで逮捕される名もなきモブ「報道官補」。
百日後の記者会見で、彼がひとこと言い間違えれば、壁が開く。言い間違えなければ、開かない。
問題は、彼が原稿を必ず三回読む、完璧な広報マンだということ。
だから、練習する。噛む練習を。
記者役は、監視役として送りこまれてきた「恋人」、リーゼロッテ。
ゲームの主人公で、判子で魔導車を止める一級戦闘魔導士で、手のつなぎ方を教本で調べるタイプ。
彼女の監視報告書は、百日後に彼を破滅させる証拠になる、はずだった。
【監視記録】
所見:対象は、本日も嘘をつかなかった。広報をしただけである
開けるのは、俺の失言だ。
乙女ゲー『壁の向こうで、恋をした』の世界に転生した、元広報マンのカール。
役どころは、全十五ルートで逮捕される名もなきモブ「報道官補」。
百日後の記者会見で、彼がひとこと言い間違えれば、壁が開く。言い間違えなければ、開かない。
問題は、彼が原稿を必ず三回読む、完璧な広報マンだということ。
だから、練習する。噛む練習を。
記者役は、監視役として送りこまれてきた「恋人」、リーゼロッテ。
ゲームの主人公で、判子で魔導車を止める一級戦闘魔導士で、手のつなぎ方を教本で調べるタイプ。
彼女の監視報告書は、百日後に彼を破滅させる証拠になる、はずだった。
【監視記録】
所見:対象は、本日も嘘をつかなかった。広報をしただけである
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!転生先では詰みスタート。そこから望むのは自身の失敗
※9話までの感想です
広報で働いていた主人公がゲームの中の報道官補という役職のモブに転生するというお話。
その国は西側との間にある壁があり、主人公はその壁を開くきっかけを作るという役割を持っているのですが、ゲームのストーリー通りに行けば逮捕。逮捕されないと、ゲームのストーリーの鍵となる西側との間の壁は開かれません。
まさに詰みの状態でスターとする主人公ですが、100日後に自らが失敗するための準備を続けていきます。
ところが前世の広報で培った能力が高すぎて、失敗できる未来が見えてこない。
そして監視役として現れる保安局のリーゼと言う女性は、恋人役として近づいてくるものの、恋人としての…続きを読む - ★★★ Excellent!!!失言したいのに、広報マンの職業病が許してくれない!
百日後、記者会見でたったひとつの失言をすれば、歴史が動く。
ところが、その役目を担うことになった主人公は、前世で経験を積んだ完璧な広報マンでした。
失言しなければならないのに、質問されると体に染みついた広報の技術で、ついつい無難な回答をしてしまう。
この設定がとてもユニークです!!
さらに面白いのが、主人公を監視するため「恋人」になったリーゼ。
真面目に任務をこなし、監視記録を書いているはずなのに、少しずつ個人的な感情が滲んでくるのが可愛らしい。
**果たして主人公は無事に失言できるのか。
そして監視する側とされる側、二人の関係はどうなっていくのか。
ちょっと変わった設定の先が気にな…続きを読む