概要
ボタンを押すだけの、簡単な仕事だった。
死を克服した人類は、人格をバックアップすることで、肉体を失っても再び生きることができるようになった。
しかし、限りある資源と予算の問題から、古い人格データを削除する「削除士」という仕事が生まれる。
主人公・佐藤もまた、そんな削除士のひとりだった。
画面を確認し、問題がなければボタンを押す。 たったそれだけの仕事。
今日もまた、ひとりの人格が消えていく。
しかし、限りある資源と予算の問題から、古い人格データを削除する「削除士」という仕事が生まれる。
主人公・佐藤もまた、そんな削除士のひとりだった。
画面を確認し、問題がなければボタンを押す。 たったそれだけの仕事。
今日もまた、ひとりの人格が消えていく。
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新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人間、どこへ行く
佐藤は「ボタンを押すだけ」という簡単な仕事をしていた。簡単なのに誰も就きたがらないこの仕事は、人格のバックアップデータを削除するというものだった。
コンピューターのように、人格をバックアップできたらどうなるのだろうか。
万が一のことがあった時に、バックアップした時点の人格を持って蘇ることができたら、もう死ぬことは怖くなくなるのだろうか。
どこまでも考え込んでしまいそうなテーマだが、本作ではその他にも「問題」が発生している。同僚の鈴木の口から語られる、衝撃の事態とは⁉
技術が発展したら、人間も機械になってしまうのだろうか。
考えさせられるSF、ぜひお読みください。