概要
胡椒は銀の重さ、魔法は瞳の重さ。十歳の魔女が自分の足で生きてゆく旅。
村を出た十歳の魔女・カシアの路銀は、亡くなった母が残した胡椒とクローブ。
薬だと思っていたそれは、外の世界では、歩く銀貨袋だった。
おまけのパンにつられて悪い大人に追いかけられ、胡椒をばらまいて逃げ出す夜。
肩の上には、口うるさくて物知りなリスのプシェ。
森で出会ったのは、感情が昂ると狼になってしまう、腹ぺこの少年ロルフ。
カシアが母から受け継いだのは、人の願いを瞳に焼き付ける魔法。
使うたびに、少しずつ目が見えなくなる。使えるのは、十三回まで。
十三回目を使った魔女がどうなるのかは、母も教えてくれなかった。
港町にいるはずの叔母さんを探して、
騙されて、計算して、世の中の値段をひとつずつ覚えながら。
吹き溜まりの三人の、ちょっと高くつく旅が始まる。
薬だと思っていたそれは、外の世界では、歩く銀貨袋だった。
おまけのパンにつられて悪い大人に追いかけられ、胡椒をばらまいて逃げ出す夜。
肩の上には、口うるさくて物知りなリスのプシェ。
森で出会ったのは、感情が昂ると狼になってしまう、腹ぺこの少年ロルフ。
カシアが母から受け継いだのは、人の願いを瞳に焼き付ける魔法。
使うたびに、少しずつ目が見えなくなる。使えるのは、十三回まで。
十三回目を使った魔女がどうなるのかは、母も教えてくれなかった。
港町にいるはずの叔母さんを探して、
騙されて、計算して、世の中の値段をひとつずつ覚えながら。
吹き溜まりの三人の、ちょっと高くつく旅が始まる。
読んでくださって、ありがとうございます。いただいたギフトは、次の話を書く力にします。
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