短歌 ✕ 怪談。たった31音で、何かがおかしい風景が広がります。フルーツというのがまた。本来、怪談とは縁が遠いものと思っていましたが、本作ではこれ以外にないほど相性がよく、独特の世界を展開しています。あなたがリンゴを剥いて、差し出したとしましょう。その相手は、本当にあなたの知っている人ですか?
ホラーとフルーツという組み合わせを選んだ時点で稀有な短歌集。そこはかとなく怖くて可笑しく味わい深い。癖になります。
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