概要
音で視る元管制士。見捨てられた遭難者を救うため、午前零時の死地へ!
地下に迷宮が出現して十二年。安全管理と動線誘導を司る「ダンジョン管制士」は、都市の産業を支える要の専門職となっていた。
新宿第九ダンジョンの主任管制士・|瀬尾灯里《せおあかり》は、新設された観光客向けルート直下に隠蔽された未認可空洞と、手抜き工事による崩落の危険性を告発する。しかし、保身を図る会社上層部によって告発は握りつぶされ、灯里は理不尽にも即日解雇を言い渡されてしまう。
失意の中、私物を整理していた喫茶店で、午前零時ジャストに奇跡が起きる。
三年前に地下で殉職した姉の遺品である旧式救難送受信機が、突如として激しい警報を鳴らしたのだ。
受信したのは、あの新設ルートの床が崩壊し、公式地図に存在しない暗黒の「第零層」へと滑落したツアー客たちの切迫した悲鳴だった。
会社は事故を隠
新宿第九ダンジョンの主任管制士・|瀬尾灯里《せおあかり》は、新設された観光客向けルート直下に隠蔽された未認可空洞と、手抜き工事による崩落の危険性を告発する。しかし、保身を図る会社上層部によって告発は握りつぶされ、灯里は理不尽にも即日解雇を言い渡されてしまう。
失意の中、私物を整理していた喫茶店で、午前零時ジャストに奇跡が起きる。
三年前に地下で殉職した姉の遺品である旧式救難送受信機が、突如として激しい警報を鳴らしたのだ。
受信したのは、あの新設ルートの床が崩壊し、公式地図に存在しない暗黒の「第零層」へと滑落したツアー客たちの切迫した悲鳴だった。
会社は事故を隠
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