概要
精神科医に怪異の相談をした結果、御守りが効いたら喫茶店で働けと言われた
ー 俺は好奇心を抑えきれなかった。でも後悔していない。“地獄”を描けたから。それ以上を見れるというから。“契約”を交わした。 ー
かつては、何者かになりたかった。でも諦めた。それでも結局、職を失い全てがどうでも良くなった。
だから“別に死んでもいい”。けれど、“正体不明の怪異に殺されるのは癪だ”。
神社も寺も拝み屋も当てにならなかった。変な噂を耳にして、俺は診察のついでくらいの感覚で精神科医を頼ってみた。すると処方箋に加えてなぜか、御守りと新しい仕事の紹介までされた。そしてすでに、話は通してあるという。事前通告なしで。
怪異の対処は、イチオシの酒を持ってけばやってくれるらしい。
ただ、紹介先は喫茶店。名前と場所しかわからない。
胡散臭いが、他に当てもない。御守りも効いてしまっ
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