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2025/02/20について

 こんにちは。皆さまご存じのとおり、本日は2025年2月20日であります。

 私、X(旧Twitter)の下書き機能をよくメモ帳の代わりにしているんですが、先日私用についてメモったやつを間違えてポスト致しました。
 つまり、本日の日付だけを書いたポストを、無意味にタイムラインに流してしまいました。
 新作の匂わせとかでは全然ないので申し訳ない。ただの操作ミスです。

 ついでなので、どうして今日の日付をメモっていたかという話をするんですが、簡単に言うと「山へ行く日」でした。

 拙作の著者紹介にも書いてあるんですが、私は山に囲まれた某県の出身でして、親戚も大抵そこにおります。
 で、周りが山ばっかりのところに住んでるせいでしょうか、たまに山に入ったまま出てこなくなる人がいるのです。その人に色々届けに行く当番を親戚内で回しておりまして、今回が私の番だったというだけの話です。
 ちなみに色々というのは服とか醤油とか味噌とか、大体そういう日用品やら調味料やらです。そういうのを木箱に入れて、登山道の枝分かれする辺りまで持っていくと、そこに前回の箱(大抵ゴミが入ってる)が置いてあるので、それを新しい箱と取り換えて帰るわけです。大体三か月に一度くらいのスパンでやっております。
 面倒は面倒だけど、親戚が多いものですから我が家に回ってくるのも二年に一回くらい。だからそこまで負担というものではないんです。
 ただ日付はその、山に入ったきりの親戚が指定してくるんで、どうしても変えるわけにいかないのがちょっと面倒です。どうやって指定してくるかというと、次に持ってきてほしいもののリストと一緒に、前回の箱の側面に書いてあるんですね。最近文字が掠れてきたから、次回の人は油性ペンとかを差し入れることになると思います。箱には書いてなかったけど。
 まぁそういう日付でしたので、全然おおごとではなかったわけです。ただ万が一この日にうっかり死んだら予言的超意味深ポストをしたことになっちゃうよな……とは思うので、残り七時間半ほど気をつけて過ごそうと思います。

 ところで今日の荷物の中に、本人から指定があった星新一の短編集と一緒に拙作(カバーがピンク色の方)も入れておいたんですけど、読んでくれるかな……。
 諸々あってこちらから手紙等を出すのが禁じられてるので、「これ、私が書いた小説なんですよ」とか伝えられてないんですけど、どうですかね。わりと好きな感じだと思うんだけどな。
 本人に直接会って感想を聞けたらいいんですけど、それやるとたぶん私も山の民になっちゃうんでやめておきます。山は寒いし暗いし飼い猫もいないし、まだ街に未練があるもので。
 もし感想もらえたらご報告します。

 ……みたいなことを今、自宅に戻る電車の中でぽちぽち入力してたらなんか泣けてきてしまって困りますね。
 ■■ちゃん、山に行っちゃうなんて思ってなかったよ。大きくなったら結婚するって約束してたのにね。残念。

 では皆さま、今日のところはこの辺で。暖かくしてお過ごしください。



※本日の近況ノートはフィクションです。

6件のコメント

  • 面白いお話でした。
    山か……フィクションだそうですが、あり得なくもなさそうなお話で、これをテーマに作品が作れそうですね。
  • サンカ伝説はこんな感じで生まれた的与太話
  • >せいひつさん
    ありがとうございます! 山、ホラーのテーマとしてかなり有能ですよね。確かにここから広がっていけそうな気もします。

    >きょうじゅさん
    ありがとうございます! 我が一族が山中に小さめの集落を作ってるかもしれません(与太)
  • 最後まで信じてました。
  • フィクションでしたか。こんな山の民がいたら面白いですね(*´ω`*)
  • >帆多 丁さん
    なんてこったありがとうございます!

    >時輪めぐるさん
    ありがとうございます! フィクションです! 結構平和そうな山の民ですよね。
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