【魔界の第七皇子は、平穏に暮らしたい!】〜気になるあのひとは、魔族殲滅を望む復讐者でした〜、へのコメント入りレビューをくださった作者さまの作品を紹介させていただきます!
【 作品名 】神と贄
【 作者さま 】瑞崎はる(三寿木 春)さま
命は巡る、贄を得て。
厳しい冬の大地。熊は神で、その身をもって人に生を齎す。
親のいない兄妹と小熊が出会い、そこから物語は展開していく。
村の掟。
その掟から外れた時、悲劇が兄妹を襲う。切なくも厳しいセカイで生きる、ひととけものの物語。
この物語を最後まで読んだ方は、きっとラストの描写に物語の続きを想像しながら、心に残った余韻を噛み締めているのではないかと思います。
食物連鎖に対する考えを、神(けもの)が齎す生と、ひとが得、奪われ、また得る繰り返しに、その残酷で美しい世界観を垣間見ました。
良き物語をありがとうございました。
吐く息が白くけぶる。漂う冬の匂い。
【神と贄】は、こちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330649588939924その怪物は鮮やかな緑色の目をしていた…
新作一話完結【妬け、そして燃えよ】は、こちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330667940820415瑞崎はる(三寿木 春)さまの書く作品は、心に突き刺さるような作品が多く、最初に拝読した『神と贄』はまさにそれでした。他にも『サマー・エイジャー』は少年たちがある事件に巻き込まれるミステリーものだったり。
とにかく読むことでこちらの感性も磨かれるような、影響力の強い文章と言いますか。まずは読んでみてくださいとしか言えません。
大好きな作家さまのひとりなのです♪