https://kakuyomu.jp/works/1177354054893954017/episodes/1177354054894123251中編、公開しました。
なんちゃってSFです。
まっすぐSFしている方には申し訳ないです。
ハードに書ける人は本当に尊敬します。
また、このつたない話の中で
「いじめられた時一人で立ち向かう」ようなくだりがありますが、
現実ではお勧めしません。
登場人物がトンデモナイやつなだけです。
不当な扱いを受けた時は助けを求めましょう。
SFは好きですが、一つ不満があって、
ディストピアが多いなっていうことです。
ファンタジーもそうですが。
いくつも話を読んでいると、たまにモヤモヤが貯まります。
今の世も不完全なのに、未来、技術が進んでも悪い方向にしか行かない。
何が幸せで、どこに進んだらいいのか。
それを考えさせるのがSFの楽しみの一つでもあるのですが。
今回現実と二重にモヤモヤが貯まりました。
それで、なんだか好きな物の中でSFっぽいものを集めて作ったのがこれですが、
これ書いてちょっとすっきりしたら、
読んできた話もそんなに未来悪くないじゃん…と冷静になりました。
これもあんまりいい未来ではありませんが。
SFと言えば「この設定はおかしい。理論としてあり得ない」
と指摘されないかと心配する人もいると聞きますが。
(私は誰も見ないからそんなこと言われたこともないが)
そういうのを考えるとき思い出すのが、会ったことのある某歴史の先生が
「(ある時代劇を見て)こういうことは残った史料からいってもあり得ないんだけど、僕は時代劇が大好きだし、こっちの方が面白いもんね。ふふふ」
と笑っていらっしゃったこと。
時代小説も真剣にやると、話し言葉から慣習からこの時代の価値観からは想像もできないことがたくさん出てきます。
まだ文字で記録が残る時代はいいですが、
縄文時代など遺跡しか残らない時代では、
もう発掘記録をたくさんとって比較していかないといけない。
そこから導きだされた予想も、あっているか確かめるすべはなく…
過去もそうなのだから、まだない未来は予想もつかない。
それでも、面白いものは面白いでいいのではと。
物語の中で、ある程度説明がついて、表現が満たされていればいいのではないか。
というのが、今の私の見解です。
見解と言うか、今の心の支えですね。
後編書いたら、またファンタジーの方へ戻ります。
でもたまに書きたいですね、SFっぽいやつ。