『セオと僕の』シリーズは去年のKAC2021で書いた短編連作で、今年のKAC2022ではその続編を書いています。
・主人公
五百年前に不老不死になった人間。永遠に続くであろう人間関係が嫌になって人との交流を絶ったが、永遠の孤独にも耐えられなくなり、娘としてパートナーロボットのセオを迎え入れた。
・セオ
主人公のパートナーロボットとして作られた。社交的で無邪気。主人公の理想が込められている。
・修理屋のお姉さん
不老不死の人間の女性。商店街で修理屋をやっている。セオのことは好きだが、セオのパートナーである主人公のことは嫌い。2022の途中まで道具屋って書いてました。読み直したら修理屋だった。
・ジョン
修理屋のお姉さんのパートナーロボット。無口な男性型。ジョンが無口なのは、修理屋のお姉さんが望んだとおりである。
・タロの飼い主
たまに散歩中に河川敷で出くわす人間の女性。いつもセオとタロの方を向いていて主人公を見ない。
・タロ
タロの飼い主が飼っている犬。クローンで作られた五十一代目のタロである。
・主人公の母
不老不死になって若返り、今は月に住んでいる。セオとはゲーム仲間。
「人間は名前無し。ロボットや犬には名前を付ける。」というルールになっています。