短篇「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を掲載しました。
これは、高校生だったとき、校内文芸誌に提出したものです。昼休みに書いてそのまま出したら入選させて貰っていました。当時原稿用紙4枚という規定だったので軽く書きましたが、本にするにあたって少しだけ書き込みを入れました。
本作を書いた数年後、演劇のワークショップに参加していて、「アイネクライネ〜」を元に書いた戯曲を使って『モナミ』という芝居が出来たのでよかったです。昨今のことならyoutubeに載せたりしていたのでしょうが、当時、というかそもそも、ヴィデヲの設定がよくなかったらしく鮮明な動画が残っていないのでちょっと残念でした。「維新派」の俳優さん(ワークショップの助手役の方)が「先生」の役をしてくださって、流石だなあと思いました。
というわけで短篇集『ウソツキムスメ』より摘み喰い試し読み「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。どうぞよろしくお願いします。