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惜しい

友人は俗に言う読む専で文章は書かない。
私よりも物の見方が現実的で、皮肉屋の面もあるから、良い文章を書きそうな気もするのだが。
以前その話をすると、一言言われた。
「『山月記』を読め」
私はそれで納得したが、惜しい気も今だにする。

最近、その話を再度友人と話す機会があった。
「なろうやカクヨムには虎になりそうな作者がいる。面白いが何か足りない所までも李徴そっくりだ。」

やはり惜しい。

追記
山月記は青空文庫で無料で読めます。気になった方はどうぞ。
(これって宣伝にあたるのかな?もしそうなら、追記は消去します。)

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