さて、本編では愈々、本題の「ラブコメ」に入ります。
長い前振りというか、状況設定というか、登場人物紹介というか、37回分も使って説明してきましたが、ここからが本当の「ラブコメ」です。
前にも書きましたが、中学生の男子というのは、三年生くらいになって、なんとか「お話」になる存在まで成長するもので、ここまで我慢してきた女子が漸く同級生の周囲を見渡せるようになる時期でもあります。
中学校生活での大きな公式行事も峠を越え、彼等にとってもあとは「受験」が待つだけの「地味」な期間。中学校三年生の「秋」。
イベントの期間としては「地味」でありながらも、当事者にとっては最も多感な期間とも言えるのではないでしょうか。
駿河君、女子会の肴としておびき寄せられましたが、ここからどのように話は進展していくのか。
※添付画像は実在の人物や写真に基づくものではありません。創作物です。
今回は、コーコとベーデの私服ヴァージョン。