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幸せとは

新しく書いた短編オレンジ。

匙を投げた。

だめだ、これは、書けない。気持ち悪い。吐き気がする。

この話はボーカロイドの曲オレンジを聞いて書いてみたいと思って書き始めたのだ。中身は音楽にまったく関係ないけど。

この話の根幹は幸せと理解だ。

2人は互いを理解して互いのために生き、そして死んでいく話。

これを書くにあたって、最も大事なのが落差だった。前半で思い切り幸せを書いて、後半でへし折りたかった。でもね。

「幸せ」を書くということが、できない。

その事実に心が折れた。

人生で「幸せ」だったことが1度もない僕には幸せの理解が出来ない、書けない、書いてみたけど理解できない、気持ち悪い。何だこの文章の羅列は、汚い。

「幸せ」ってなんだろうね。

こんなに、気持ち悪い小説を書いたのは人生ではじめてだ。
こんなにつまらない小説を書いたことも多分ない。

本来は消すべきなのだろうと思うけど、残しておく。

もしかしたらいつか、幸せになれるかもしれないからね。

「幸せ」を小説を書くための材料としか思っていない僕の幸せってなんだろうな。

小説を書くことにも何も思わないのに、それでも書くために幸せを求めることになるのかな。

とっくに未来には絶望しかなくて、死ぬのも億劫だから生き続けるしかなくて。

何も思わない、何も感じない僕の心はとっくに死んでいる。

2件のコメント

  • ゆきみさんこんばんは!
    企画先ほど終わりまして、大変お世話になりましたm(__)m
    ご挨拶にやって来ました。
    ゆきみさんの他の方へのご指摘を読ませていただきながら、「ほう、なるほど!」と自身も勉強させて頂いて、とても勉強になりました。
    自身だけではこれほどの方にご参加はまずして頂けなかったと思います。
    改めてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

    オレンジ、読んだ感じでは嫌いではなかったのですが、ご自身ではあまり気に入られていないのですね。
    幸せって言葉ではいい表しにくいですよね。
    私も好きでない自身の作品実はあるんですが、残してます。
    見る時々によって感想が違ったりするから不思議なものですよね。
  • 奥森さん
    企画あまり参加できずに申し訳なく思っております。
    指摘は主に細かいものが多くなってしまいましたね、僕は誰かに文章を教えて貰ったことはありません。

    技術は年数で身につけましたが、誰か教えてくれる人がいたら良かったなと今でも思っています。

    だから極力、教えれることは教えたいと考えております。こちらとしても、二度と書くことがないかも知れないと思っていたので、いい刺激となりました。

    オレンジに関してですが、ダメですね。
    酷く嫌いな話です。書いても読んでも、何も思いません。ただ苦しかっただけでした。

    人の感性はそれぞれです。
    誰かがいいと言った作品は誰かにとっての駄作です。
    だから、せめて自分だけは満足できる小説を書きたいものです。

    ありがとうございました。
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