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今回の教皇編終了後のエピソード

最近、家族とお互いが買った漫画を貸し合っています(最近家族の中で、漫画を読むのがブームになっている様です)。
私は、冒険ものやバトルもの、ミステリーものや日常系に料理、少女漫画など色々読みますが。家族の読む傾向は私と違って割と一方向的なので、毎回貸すものに悩んでいます(笑)。

そんな中で、母親に、私の中で殿堂入りした悪役令嬢ものの漫画を貸したのです(男女年齢問わず物凄い人気なので、ご存じの方も多いかも?)。
簡単に説明すると、乙女ゲームを題材にしたもので、日本人少女がゲームの中の悪役令嬢に転生して、婚約者の王子様と(ゲームの)ヒロインをくっつけようと奮闘する話です(だけど、この物語の主人公は王子様です)。

母親はゆったりした漫画が好きなので、これはどうだろうかなーと思いながら読んでもらったのですが、二巻以降で俄然面白くなったようで、一気に読んでおりました。
やったー、と思っていたところで、母が放った一言。


「この元になっている乙女ゲーム? っていうのは、ヒロインは王子様と結婚しながら他の男性と仲良くなっていくんだよね? ヒロインって浮気者なの?」


――違う。


母親はゲームをほとんどやらない人間なので、乙女ゲームがどんなものなのか分からなかったようです。
結婚しながら浮気するって、それ、どんな酷いゲームだよ。
簡単に、「王子様とというよりは、いっぱいいる男性一人を相手と決めて、少女漫画を繰り広げるゲーム」と説明しました。
これ、合っていますよね?
私もそこまで詳しくはないですが、合っていますよね?


――さて(閑話休題)。
今回のタイトルは、教皇編終了後のエピソードの話です。ネタバレ含んでいます。
今回も「〇〇編」と勝手に自分で名付けてはいるのですが、今はそれをまだ言えないところまでしかアップしていないので、皆様好きに名付けてやって下さい。






今日アップしたところまでで、「失敗したなー」と思った部分があります。
それは、構成です。

皆様お気付きだと思いますが、今回交渉が息つく間もなく三連発続いたのです。

最初はパーシヴァル、次にハーゲン、そして最後は王子二人。
割と立て続けに続いたのですが、後の話の展開を考えても、これを私は避けることが出来ませんでした。
少し間を置けば良かったのですが、他に入れる余裕が無かったので、無念です……。

特に交渉という話は、内容的にも動静で言えば、静のもので、あまり動きが多くないことがほとんどだと思います。
どれも交渉内容の色は違ったと思うのですが、読み手側に負担がかかったのではないかなと、反省しきりでした。
しかも、どれも内容的には重いものだったしなあ……と。
むしろ、交渉ばかりで退屈な思いをさせてしまったのでは!?とか、諸々頭を抱えておりました。

実を言うと、一番初期の下書きの時点では、パーシヴァルの話は無かったのです。
つまり、ハーゲンの次に王子二人が来るという、二段階構成で考えていました。王子の面倒くささを際立たせるために。

けれど、この先パーシヴァルは物凄い重要なポストとしてカイリ達とよく関わってくるし、今回のエピソード的にもワンクッション置かないと不自然な部分が出てきてしまったので。
苦渋の思いでパーシヴァル話を、ああいう形で挿入しました。

読まれた方には、結構心理的にきつい場面が続いてしまったなあ、と申し訳なく思います。


……え?
交渉関係なく、心理的にきつい場面など今までいくらでもあった?


……。
………………。
………………………………。


……、いや。
交渉は、読みづらい、というか、勢いがない、というか、退屈かなあ、……と。
というより、もう少し動きまくる交渉というのが書いてみたいと思いました。勢いある交渉をかける人って尊敬します。

話の性質上、これからも交渉の場面があちこちで出てくるので、交渉と交渉の間にはもう少し間を取ったり、緩急をつけたいなあ、と目標を立てました。
今後の課題ですね!


皆様は、交渉が立て込みそうな話になった時、打開策とかはあるのでしょうか。
あったら是非とも!教えて下さい!

以上。
そんな反省と今後の課題への意欲でした。


……そろそろ戦闘シーンが書きたい(ぼそっ)。

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