明治怪病治療師、第一巻分完結しました!
最後までご愛読いただき、誠にありがとうございます。
是非第二巻以降、書籍が発売されるように、応援いただけたら大変嬉しく思います。
元々短編から始まったこの話は、第一部の内容だけで一巻分になる想定でした。
しかし以前のノートにも書きましたが、ストレスのないようイベントをさくさく進めたこと、また一人称であることから、文字数が思うように増えずに、割と苦労しました。
一人称苦手なんですよね……心理描写綿密派なので、一人称にすると当人以外の心情が一切書けないし、当人が自覚していないことは当人の感情であっても書けない。
ただweb小説では一人称が主流であるため、共感を呼びやすく読みやすいという観点から見ると一人称の方がいいかなと。
コンテスト用に書き始めた話なので、最初から商業化意識で書いてました。
ところが途中から「俺の性癖をくらえー!」って感じになったのでやはり業が深いなと思います。(小並感)
短編はゴリゴリ受け狙い書けても、長編は書いている内にどうしても性癖が顔を出してくる。
「これ海賊さんで書いたな……」ってくだりが何カ所かあって、自覚してるんですが、このやり取り好きなんだなってことで押し通しました。デジャヴを感じた人は多分合ってます。海賊さんの読者層とあんまり被ってないですけど、この話。
さて恒例のイメソン語り。
本作のイメソンは
BUMP OF CHICKENさん「アリア」。
『僕らはお揃いの服を着た 別々の呼吸 違う生き物』
このフレーズがめちゃくちゃ好きです。
是非聞いてみてください。
週間ランキングは無事表紙に戻ってきて、有志のランキングでも上位10%には入っていそうなので、多分中間は通過するのでは?と思っています。
書籍化しますよーーに!!