シリーズ化したら出そう、という案はあったのですが、今回は文庫本一冊分で話を切る予定なので、文字数的に出せないと思っていました。だって終盤に新キャラ出てくるってどうよ。
ところが、雪女編を一回ハピエンで終わらせようとしたとき、いや逆に文字数足りないな?と気づきました。
明治怪病治療師では、web小説でよく言われるジェットコースターを意識したテンポで書いたので、さくさくイベントが回収されていきます。どんどん物語が進むので、当初予定していたより文字数が全然増えません。
プロットの立て方は執筆当初から変わっていないのですが、同じ書き方をしていると、このテンポでは1つのエピソードに対して想定した文字数まで届かない事象が多発。やり方考えないとダメだな。
第三部を始めてしまうか、番外編でかさ増しするか、どうするかなーと考えていた時、雪女編に陰陽師を出すパターンを思いつきました。
思いついたらこっちの展開の方が面白い気がして、雪女はちょっと可哀そうなことになりましたが、あのオチになりました。ハピエンの民には申し訳ない。
このキャラ受け入れられるか?どうか?と悩んだんですけど、ドSの狐目キャラ漫画にはめっちゃおんねんな。アリよりのアリってことでFA……?
ここまでSっぽくする気はなかったのですが、書いてたら何故かこうなったのでもうこういうもんだと作者も受け入れます。
ちなみに靖文の関西弁はめちゃくちゃですがその理由は後述されるので今はまだつっこまないでください。
商業化したら通常方言は監修が入るはずなので、気にしなくてもいいかなーと思いつつ、まぁやっぱ予防線をね。
そして陰陽師を出したものの第二部終了時点で10万文字には届いていないので、結局ね、策は練るよ!!
10日で5万文字書いた経験が悪い方に作用しています。いける気がしてしまう。自分を過信するな。
俺、この戦い(執筆)が終わったら、確定申告するんだ……!(フラグ)