相変わらず下書き段階でノートなのに4000字以上書き「これは毒が強すぎる」と削ったりなんだりしたんですけど、それでも所々に毒が滴ってたらごめんなさいね大丈夫な人だけ読んでね。
「今日は愛人のところ? じゃあ夕飯いらないね」
https://kakuyomu.jp/works/16817330656702390348エブリスタの妄想コンから引っ張ってきた短編でしたが、溺愛部分を加筆して出してみました。
妄想コンでは落選したものの、支部では結構長いことランキングに載っており、ブクマ1460つきました。
読者層によっては好まれる話みたいなので、いい線いくといいなぁ~と願っております。
ただ前回の通過作品も読みましたが、復讐方面ではもっとエグイの、溺愛方面ではレーティングギリのエロを求められている気がしており、過激さはニーズより不足していそうです。
このくらいの過激さ欲しそう↓
https://twitter.com/n8zSbuCItkxU4A7/status/1708119594412753289旦那デスノート……。
いやぁ、結婚とは何ぞや、ってなってきますね。ははっ。
今期新ドラマの「くすぶり女とすん止め女」見てからだと、出だしからクソofクソofクソすぎて、「このくらい許されるのでは……?」と錯覚してきちゃうのですが、創作だとしても法に触れることはやっぱり良くないですね。うん。
モラ夫系統書きたい人は一度見ておいて損のないドラマだと思います。物書きだというのに「クソ」以外の感想が出ないほどクソなので、胸糞耐性あればですが。
私は煽り耐性低いのでちょっと脱落しそうで、最終回までにあのモラ夫が事故死(不審な点あり)する展開が判明したら続きを見ようと思ってます。
(※モラ夫がクソなだけで、ドラマそのものに対する感想ではないです、念のため)
昨今のドラマは世間のニーズを拾おうとしてる感じがあるというか、世間一般の関心ごとがわかっていいですね。
かつては某キー局なんか「すぐ恋愛入れる」と女性陣からあんなに文句を言われていたのに、近年は人気作を結構出してきていて、やはり軌道修正がさすがだなと。
一方で某SNSではweb作家が令和にもなるというのに「結局女は恋愛要素が入ってないと読まない」とか零していて「この人は何を見ているんだろう、亡霊か?」と思うなどしました。
作品のテーマとした「オープンマリッジ」ですが、作者個人の意見としては賛成です。
賛成、反対という言い方がそもそも変な気もしますが……各夫婦の自由ですからね。
では「不倫」に賛成なのかというと、これは反対です。
著名人の不倫とかは普通に業界から干されろと思います。
どういうスタンスなのか解説すると、「お互いに合意の上で結んだ契約が守られているか」、この点です。
通常は結婚時に「互いに結婚相手以外と肉体関係を持たない」と法で縛るわけです。
この契約を交わすのが結婚です。
それを一方的に破って相手を傷つけるのが不倫です。これは民法に違反していますし、被害者が存在するわけですから、恥ずべき不法行為です。
それを「不倫は男の甲斐性」みたいな感じで被害者の存在を軽んじ、「契約も守れない人間」を当然のように使い続ける業界、許容する社会が問題だという考えから、最低でも一定期間は締め出す必要があると思っています。
不倫は夫婦間の問題だから他人が口出すな的なことを男性側がよく言うんですけど、それはお気持ち的なこととか慰謝料のこととか本人間だけで解決する事柄にのみ適応されるのであって、社会的制裁を加えるべきかどうかってまた別問題だと思うんですけどね。
妻さえ言い包めてしまえば社会は許してくれる(許してほしい)って考えが透けて見えますね。
男性側に限定したのは女性は許されるべきとかではなく、女性が不倫した場合過剰なほどのリンチが行われるから省いたまでです念のため。
作者と作品は切り離すべきと発言した通り、不倫報道があったからといって、その人の作品に罪があるとは思いません。
なので配信全停止すべきとか、発売してるものを回収とか、そういうのは別に。
ただ罪を犯した人がそれ以前と全く変わらず活動できるというのは、社会全体が「不倫なんて大したことない」と印象づけることなので、反対です。それだけです。
不倫した人間の作ったものなんざ金輪際見たくねえとかそういうお気持ちの話ではないです。
上記が一般的な「不倫」であり、片方が一方的に契約を反故にした状態です。
それに対しオープンマリッジは、お互いがお互いの不貞行為を最初から許容しているわけですから、別にいいんじゃないかという考えです。「そういう契約」の結婚なので。
一人に負担を集中させるより、分散させることで気持ちを切り替えたり、相手に優しくできたりするならリフレッシュの一環として有りかなーと。
結婚後も遊びたい男性は、同じく結婚後も遊びたい女性と結婚してそういう契約結べばいいんじゃないですかね。
まさか自分はいいけど相手はダメなんて子どもみたいなことは言うまいよ。
個人的には一夫多妻とかも賛成なんですよね。
昔以上に今は「地域による育児」が機能せず、母親が自分一人で子どもを守っている意識が非常に強く。であれば、「家族」の範囲が広がれば良いのではないかと。
同じ旦那の妻なら他人じゃないでしょ。協力して育児できるし。
どっかで見たんですが、「湖の乙女システム」が結構理想の環境だと聞いて、なるほどなと。
乙女は種を貰う相手を自分で好きに選べる=有力な種が残せる。
別に今後生活を共にするとかでなく、種もらうだけ。だから男性側にも責任が生じない。
そして生まれた後の育児は乙女たち皆でする。ワンオペなし。女だけでイラっとさせられることもなし。
win-winでは??
まぁ現代日本ではまず無理なやり方ですが、異世界だったらアリですね。やったら大バッシング受けそうですけど。
一夫多妻を例に出しましたが、このご時世なので一妻多夫でも構わないと思ってます。
ただ何故そういう家族形態にするのか、というところで、子どものことを考えるなら、一妻だと子どもの父親が検査しないと誰だかわからない点、稼ぎ頭の女性が妊娠中はどうしても働けない点などを考えると、なかなか難しいのではないかなと。
子どものことを考えないなら、逆に結婚という形を取る理由がないので、勝手にハーレム作ればいいのでは……?ってなるし。遺産相続させたいなら、養子縁組か。
昔はお見合いで、結婚できない人間にも相手が「あてがわれて」いたわけですが。
今は女性も一人で生きていくことが可能になりましたから、妥協して毎日イライラしてそれこそ旦那デスノートなんて実行するくらいなら、「結婚しない」選択肢を取った方がよっぽど楽なんですよね。
男性も「家庭を持って一人前」なんて価値観は失われつつあるわけですから、自分が妻も子も要らないと思うなら、稼ぎは全部趣味に注ぎ込めばいいんですよ。
そうなると必然的に「それでも結婚したい」層はそれだけの市場価値のある人間を求めるわけですから、人気のある人に希望が集中するのは男女とも至極当然なわけで。
そこであぶれる人間を出すくらいなら、多重婚を認めた方が子どもは増えそう。などと。
創作の世界では一対一の激重感情が大好物ですし、倫理観は非常に重視してます。
こういう作者の価値観は、溺愛作品には反映させませんので勘弁してください。
現代ドラマは別。
苦手な作風は何ですか、と聞かれたら「ざまぁと溺愛」(他にもこまごまあるけど……)と即答できるくらいこの二つが苦手でしたが。
売れてる作品をチェックすると、ほぼ必須と言っていいくらいこの二つが入っているので。
何とか、書けるように、頑張っています……。まずは溺愛から。
今回も復讐がテーマなので「ざまぁ」タグ入れてますが、厳密には復讐とざまぁって違うので、ざまぁはそのうち頑張ろうと……思ってはいます……。
好き嫌いなんて口にしていいのは売れている人間だけなのだ……。