どうも。杉浦です。
火曜日に始めました自主企画が終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
自主企画の成果報告です。
第2回 レビューを書きたい(レビュー確約企画ではありません)
https://kakuyomu.jp/user_events/11773540548976279464日間の開催
最終的な参加総数
84作品
うち連載中作品
49作品
完結済み作品
35作品
企画内容に記載した自分の好みに合致するであろう作品数
17作品
一話以上読んだ作品数
23作品
レビューを書いた作品数
6作品
以上が今回の自主企画の成果となります。
率直な感想としましては、前回よりも作品の集まりが悪いというところでしょうか。数字としての話ではなく中身の問題です。青春や百合やSFが好きで反対にファンタジーが苦手で、かつ完結していることに重きを置いていると書いたはずなのですが、結果としては半分以上が連載作品で、さらに異世界ファンタジーが多かったです。全体の参加数から好みに合致している作品数の割合がおよそ五分の一となった結果を見ると、「どういうつもりで参加したの?」と疑問を抱かざるを得ません。
もちろんレギュレーションに反しているわけではありませんので、参加されるのは自由です。ただ開催期間が限られていて、参加作品数も多くなることは自明であるため、読む順番として優先順位が生じるのは当然のことであります。そうなるともちろん記載した好みに合致しそうな作品から読むことになりますけど、でも参加作品は優先度の低いものばかり。レビュー企画ですから参加される方も「読まれたい!」という思いからいらっしゃっているはずなのに、実情は「読まれる可能性が低い」作品を参加させている。気持ちと行動が矛盾しているのでは、と企画を通して感じました。
読者側にもニーズというものがあります。とくに自分の自主企画では具体的に求めているものを開示しています。そういった中で作者さんサイドの「読まれたい」という気持ちを叶えるためには、手当たり次第に企画に参加するのではなく、是非とも企画の趣旨をご理解のうえ参加する企画を選んでいただきたいと思います。
前回でもお話しましたが、参加の絶対条件にレギュレーションを設けなかったのは、たとえば「本屋さんで本来買うつもりはなかったものの気になって買ってしまった書籍」みたいな意外な掘り出し物と出会えればと思ってのことでした。レギュレーションを設けることで参加作品の幅が狭まってしまうことを懸念したのですが、しかし前回と今回での結果を見るに、次回からはある程度のレギュレーションを設けなければならないのではと感じました。
あと掌編ものは、やっぱり下手にレビューを書こうとするとネタバレ気味になってしまうので、このあたりも最低文字数を設けるなどして是正しなければならないと思いました。
今回は読んだ作品についていろいろと感じることが多かったですけど、最後まで読んで「これは多くの人に読んでもらいたい」と感じた作品にはレビューを書きました。
どれもとても面白く、こういった様々な作品と出会えたことについて本当に企画を開催してよかったと感じています。またスケジュールの空きが発生しましたら第3回を開催したいと考えておりますので今後ともよろしくお願いいたします。