前回の近況ノート更新から、四つの短編を続けて書き終えることができました。僕自身のメモとして振り返っておきたいと思います。(作品内容については特に言及しません)
「編みぐるみ」は、現代が舞台のホラーです。主婦を主人公として書けるか、やや挑戦的な部分がありました。
「ジョージ」はカクヨムWeb小説短編賞のために書き始めた作品です。当初はファンタジックな怪奇ものにする予定でしたが、筆が進むにつれ、ラストを大幅に変更しました。
「触死実験」も同短編賞に応募しています。怪異を排して現実的なホラーを、という一心で書きました。
「霧晴れる」も同短編賞に応募しています。プロットの段階では規定文字数に収まるつもりで、八割がた執筆を終えた段階でも予定通りだったのですが、何故か最後は千字以上オーバーしてしまいました。そこから十回近く全体を推敲して削る作業に苦心しました。
ホラーだけでなく、現代ドラマ、伝奇的な作品に挑戦している今日この頃。そろそろ中・長編作品の構想を、練っていきたいと思います。