• 異世界ファンタジー

【SS付き♪】最終章完結ありがとうSS♪『いつかどこかの、ありえかもしれない世界線』(小説賞のご報告もあります(*´ω`*))

『葬送のレクイエムⅡ』最終章完結ありがとうSS
(❗小説賞のご報告もあります❗)

✨✨いつかどこかの、
   ありえたかもしれない世界線✨✨

【メル(少女)】
「……戦い、終わったね」

【アスター(剣士)】
「……あぁ、終わったな……」

【エヴァンダール(王子)】
「……どうした、英雄。目が赤いぞ。
過ぎたことにいつまでウジウジしてるつもりだ」

【アスター(剣士)】
「なっ……!
あんたにだけは言われたくない、ワガママ王子」

【エヴァンダール(王子)】
「何だと!?」

【クロード(王子)】
「はいはーい、ストップ。そこまで」

【エヴァンダール(王子)】
「!?」

【アスター(剣士)】
「…………クロード!」

【クロード(王子)】
「戦いは終わったんだから、
 ふたりとも仲良く。……ね?(にこにこ)」

【アスター&エヴァンダール】
「「誰がこいつなんかと!?
  …………あっ!!」」

【クロード(王子)】
「うん。ふたりとも、息ぴったりだねー」

【アスター&エヴァンダール】
「「◯△✕□◇……っ!!」」

【クロード(王子)】
「──ルリアも、準備できた?」

【ルリア(詠い手)】
「えぇ。……行きましょ、エマ姉様。
 カトリーナさんも」

【エマ(魔術師)】
「え……私も?」

【カトリーナ(王女)】
「し、仕方ないわね。
 ……一緒に行ってあげるわよ」

【メル(少女)】
「リゼル、私たちも行こっ!」

【リゼル(奴隷)】
「うん……っ!!」

【ジェイド(騎士長)】
「──なぁ、アスター。
 俺たち、どこに行くんだ?」

【アスター(剣士)】
「…………未来、かな」

【エヴァンダール(王子)】
「貴様が言うとクサイぞ、英雄」

【アスター(剣士)】
「何を!?」

【クロード(王子)】
「あはは。いいね……『未来』」

【アスター(剣士)】
「……あぁ」

【メル(少女)】
「じゃあね、『未来』でまたみんな会おうね」

【アスター(剣士)】
「……そうだな」

 ──いつかきっと、またどこかで……。







いつかどこかの、
ありえたかもしれない世界線のお話でした。

本当は本編で書く内容な気もしますが……、
本編とは完全に違う世界線なので、
やっぱりSSとしてお届けします(*´ω`*)



小説賞3次落選から体調を崩し、
ご心配おかけしました💦

おかげさまで、
かなりよくなってきたので……(*´ω`*)

最終章「再来の王子」、これにて完結します。



そして、

小説賞を応援してくださったみなさま、
本当に、本当に、ありがとうございました!!

3次通過の上位38作品には届かず💦

2次通過✨
3800作品中の【上位100作品】という
結果になりました。



日本最大級の、
子どもの頃から大好きな小説賞様での結果。

めちゃくちゃ悔しかったし、悲しかったし、
子どもみたいにわんわん泣いた。

3次落選の結果が出たその日から、
扁桃炎で久々に39℃出して寝込んだりした。

その全部が、きっと、
私にとって必要なことだった。



そして──

やっぱり、誰がなんと言おうと、
私はこの子たち大好きだー!!!!✨✨✨✨

続編終わるけど、
これからも書き続ける。

私は、
私のためにこの子たちを書いてる!!!!!

改めて、
そう思った!!!!!✨✨✨✨✨



小説賞が終わり、私自身、
大きな節目を迎えていると感じています。

何のために小説を書くのか。

少なくとも、
もう誰かからの評価は手放していい。

そう感じています。

続編レクイエムを通して、
ヒロインのメルが向き合ってきた
「魂送りをする理由」。

それに、私自身が、
やっとたどり着いたような気がしてます。



このレクイエムⅡは、
プロローグとエピローグでのメルとアスターを
描きたかった「だけ」の物語です。

これからお届けするエピローグで、
メルとアスターは
「ある答え」にたどり着きます。

執筆中、何度もメルに
「それでいいの?」って訊きました。

メルの答えは、
ずっと変わりませんでした。

でも、その答えを受け止めてあげるためには、
きっとそばにいるアスターも
成長する必要があって……。

そのための17万文字だったんだろうなぁ
って思います。



──って、
なんだかエピローグ終わった……
みたいな感じになっちゃいましたが(*´ω`*)💦

まだエピローグ全4話
+ミニ外伝1話あります(笑)。

それぞれの旅や戦いを経て、
メルとアスターはどこにたどり着くのか?

もしよかったら、
最後まで見届けていただけると嬉しいです。



『葬送のレクイエムⅡ
 ──不死鳥の巫女と殲滅のつるぎ』

最終章「再来の王子」
完結ありがとうございました!!✨✨

エピローグ、
来週から掲載します(*´ω`*)♪♪

https://kakuyomu.jp/works/16817330669223115646


***


✨✨『葬送のレクイエム』シリーズ✨✨
https://kakuyomu.jp/users/yuki-tsubasa/collections/16818023213660973288

「私が生きてる意味って何なんだよぉ……!」
──孤独な剣士と奴隷の少女が織り成す癒しと再生の鎮魂歌(レクイエム)。

Twitterで更新情報流してます♪
https://x.com/waku2story?t=Qw2k74Q18HZMKQ7QWClrpQ&s=09

(イラスト:漫画家 青木ガレ先生のメル&アスターです💕)

2件のコメント

  • ローダ
    「待て……クロードとエマがアレで死んでいるとはんググっ?!」

    ルシア
    「───黙りなさい」

    狼駄
    |ω•˘ )自分の書いたキャラが最高の推しキャラ何だ。その気概だけは誰にも負けぬぞ。
    取り敢えずおやっとさあ(お疲れ様)
  • 狼駄さま

    コメントありがとうございます。
    自分の書いたキャラが最高の推しキャラ……ほんと、それに尽きますよね( *´艸`)♪♪


    【エマ(魔術師)】「ところで……『死んだ』とは誰も言ってないですよ?」

    【アスター(剣士)】「……うん??」

    【クロード(王子)】「僕もエマも『死んだ』ってどこにも明言されてないんだよね。だから、生きてるのか死んでるのかは──……どうだろうね??」

    【エマ(魔術師)】「少しぐらい謎があった方がおもしろいんじゃないですか──クロード様」

    【クロード(王子)】「……ん。……そうだね」

    【アスター(剣士)】「お、おまえら……!?(パクパク)」


    開いた口がふさがらないアスター(*´ω`*)笑
    ふたりが生きてるかどうかは──……いつか明言される日がくるのかな??
    今のところ、ご想像にお任せします( *´艸`)笑
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