小説の推敲作業って、
カットした宝石を
磨き上げるみたいだなぁって思う。
楽々書いてるねって
言ってもらえることも多いんだけど……。
私は多分、
そんなに器用じゃない。
何十回、何百回と読み返して、
足して、けずって、書き直して、
ぴったりくるところを探してる。
キャラたちが行きたい方向が、
どうしてもわからなかったりする。
もっと深くまで踏み込んでほしがってるのに、
作者の私がちゅうちょして
浅く浮かび上がっちゃうこともある。
尊敬する作家さんに遠く及ばなくて、
足りない実力にぶち当たって歯噛みする。
それでも、
あきらめきれない。
今の私が書ける、
最高のものを書きたい。
キャラたちが行きたい方向に、
もっと自由に行けるようになりたい。
もっともっと自由に、
動き回らせてあげたい。
そんなことを思う今日この頃です。
少しずつでも、
目指すところに向かっていると信じて。
***
『葬送のレクイエムⅡ
──不死鳥の巫女とせんめつのつるぎ』
第7章1話「小鹿と青年」を公開しました。
地下にのびる階段。深淵の闇。
不吉な予感を振り払って降りた先に待っていたのは──……?
よろしければ、遊びにきてくださいね♪
https://kakuyomu.jp/works/16817330669223115646***
✨✨『葬送のレクイエム』シリーズ✨✨
https://kakuyomu.jp/users/yuki-tsubasa/collections/16818023213660973288「私が生きてる意味って何なんだよぉ……!」
──孤独な剣士と奴隷の少女が織り成す癒しと再生の鎮魂歌(レクイエム)。
(イラスト:漫画家 青木ガレ先生)