こんにちは。遠藤です。
『グローリー・ウィッチズ・ハンド』のプロローグを載せてから、1ヶ月ほど経ちました。
1ヶ月……もう1ヶ月経ってしまったのか……。
正直に申し上げます。まだ1話目、3パーセントしか進んでません(なんなら1パーセントにも満たないかも……)。
すみません、本当に遅筆なもので……。
他の方の作品を見ていると、ほぼ毎日更新しているのがほとんどで……1人であわわ……としてしまいます。あわわ。
これではいけない!と慌てて近況ノートを書いているのですが、何を書けばいいのやら……とりあえず設定のちょっとした小ネタ(?)をご紹介して場をつなげたいと思います。
①魔女の栄光の手(グローリー・ウィッチズ・ハンド)について
これには一応元ネタがあって、実際に魔術に使用されていたとされる「栄光の手(ハンド・オブ・グローリー)」から来ています。「栄光の手」は死刑になった罪人の腕を屍蝋化させたもので、さまざまな加護をもたらす護符として使われていました。また一説には、乾燥させた罪人の腕を酢漬けにし、人間の脂から作られた蝋燭の蝋燭台として用いられていたのが「栄光の手」だとも言われていて、この「栄光の手」は人を動けなくする力を持っていたとされています。
追及しすぎるとネタバレになってしまうのであまり言えないのですが、「魔女の栄光の手」は「栄光の手」とも関わりがあります。どう関わってくるのか、ぜひ考察してみてくださいね。
②魔物を倒す時に言う呪文(?)について
こちらも元ネタがあります。「カーラーティ ヴェ・シムハー リー・アーッター(あなたは私のもの 私はあなたの名を呼ぶ)」とは旧約聖書であるイザヤ書43章1節に出てくる文言で、60年間捕虜として囚われていたユダヤ人に預言者を通して神が言った言葉です。「神は誰1人として見放さず、あなたのことを覚えていらっしゃる」という意味合いがあり、「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」的なジャイアニズムではありません。慈悲深い掛け声です。だからこれは呪文ではなく、赦しとか祈りとかの意味が込められています。
ちなみに私はキリスト教信者でもなんでもありません。
他にも細かい設定とかあったりなかったりするのですが、それはまた別の機会に……(じゃないと小説書けなくなる……)。
それでは、執筆頑張ります。