放浪息子を読み終えました。志村貴子さんの代表作です。青い花が百合界隈で有名ですよね。っていうか、僕はそこから知りました。そんで、青い花はどうも集めるのが面倒だなあ、と思ってしまい、先にわがままちえちゃんを読みました。単行本一冊のやつです。
それが面白かった。とんでもなく面白かったんですよ、それが。この人すげえなってなって、ブックオフで放浪息子が全巻売ってまして、買いだあ、ってことで買いました。全十五巻。
面白かったんですよ。ええ、本当に。面白かったという言葉でしか表現できないほど面白かったんですよ。なんというか、そうですね、印象としては、かえしの付いた針のような感じです。深く刺さって、抜けない。それくらい面白かったです。さっきからこいつ面白かったしか言ってませんが、本当に面白かったんですよ。誰もが一度は読むべきだなあ、と個人的には思いました。
何喰ったらあんな話をかけるんでしょうね。
最高でした。
志村貴子展行っとくんだったなあ、と後悔しました。その時は、わがままちえちゃんと青い花を途中までしか読んだことが無かったので、行ってもなあ、って感じだったんですけれど、今あったら絶対行ってますよ。ほんとうにすごい。小説では伊坂幸太郎を尊敬しているのですけれど、マンガ家で言うなら、志村貴子さんに憧れてしまいます。
そんな話でした。