この作品は私が大学三年の夏ぐらいに執筆して、その秋か冬くらいに完成して、翌年、カクヨムのサービス開始と同時に、転生前のアカウントで投稿した作品です。
実は第1回カクヨムweb小説コンテストに応募していました。
あ、もちろん結果は落選です……。
今思うと、明らかに出す賞を間違えていますね。
でも、当時はまだカクヨムの方向性が私も他の作家さんたちもよくわかっていないかんじで、多種多様な作品が賞に出されていたと記憶しています。
懐かしいなぁ……。
昔、交流していた作家さんは、商業作家になっていたり、カクヨムではあんまり活動しなくなっていたり、様々ですけど、もし私の作品に見覚えがあり、また交流したいと思ってくれている方がいましたら、お気軽に声をかけていただけると嬉しいです。
さて、ゴキブリの花の内容について少し語りたいと思います。
いくつか誤字などを修正していますが、立華視点のエピソードを一つ追加したことを除けば、基本的には転生前に公開していたままの文章です。
当時、最後まで読んでくれた方から、終盤の方の展開について、「立華の心情がよくわからない」や「突然、性格が変わったように感じる」などの意見をいただいて、それならばと立華視点の物語を新たに執筆するつもりだと言っていたのですが、中々上手く書けずにいました。
今更かもしれませんが、新しいエピソードを入れるという形で再び作品を公開させていただきました。
遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
まぁ、待っていた人なんていないかもしれませんが……。
こんな暗い作品を最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
おそらく、終盤の方は読んでいてとても辛かったのではないかと思います。
作者である私ですら、読み返して辛かったくらいなので……。
過去の自分はなんでこんな作品を執筆していたのだろう、と思うくらいです。
この作品は、たぶんあの時の私の精神状態だからこそ生み出せた作品で、今同じようなものを作れと言われても難しい気がします。
この作品について思うところのある人は、応援コメントやこの近況ノートのコメント欄に、遠慮なく感想を書いていってください。
批判的な意見でも、全然かまわないです。いろいろ文句を言われてもしかたのない作品だと思っているので……。