• 異世界ファンタジー

ファンタジーエリート/『薔薇の聖女』更新(3話)

今日も更新したよー!

薔薇の聖女 ~みかじめ料を巻き上げようとしたら、ガチの『奇蹟』が起きる件~
https://kakuyomu.jp/works/16817330667903399783

殴ったり殴られたりするターンは終わりました!
(ドヤって言うことか)
(治安の死)
でもこれ、治安が悪いっていうより、素行が悪いんだよな……主人公の。



昨日、エタるとかエタらないとか言っててふと思ったんですけど。
読み手としての私は、正直、エタるのちょー嫌! 嫌です!
(ただ書き手としての私がいるから……わかる、いろいろあるよね、ちょーわかる、と思う)
でも、読む方って、人によって結構、エタの忌避感が違くないですか?
結構、耐性高い方っていると思うんですよ。
「よーしこれから魔王城で決戦だ!」というタイミングでエタるのが好きな人はまずいない、というのは前提として、でもエタってもそれほど(=「えーなんで!? めっちゃ面白いのに何でここでエタってんの!? 意味が不明じゃんあり得ない」とか、延々グズグズ言う私より)ダメージない人々って確実にいる。
(私は言い過ぎw)

一つのパターンは、歴戦のWeb小説読者。
これはもう、そうっすよね……というしかない。エタは日常、平常運転。
何なら「これはエタるだろうな」と思いながら読んでるまであるらしいじゃないですか。強すぎでは???
どうしたらそんな悟りの境地までいけるの。ほぼほぼ阿闍梨。Web阿闍梨。

で、私が思うもう一つのパターンが、『本格ファンタジー育ちの人』です。

私のリアル友達、結構本を読む人が多いんです。
狂ったほど(=書き手に回るほど)ラノベファンタジーが好きなのは私だけですがw
子供の頃からずっと本が好きで~っていう友達、特に女友達は、ファンタジー育ち率高い。名作絵本→名作児童書→大作ファンタジーなどを一通りこなしてきている。
具体的に言うと、クレヨン王国(とか)→ナルニア→エンデ、指輪物語~っていくタイプですね。
こういう人と話していると、もうファンタジーの把握力が根底から違う……って、いつもすごい感心します。
あと、大人になって身につくものではない。
密かに『ファンタジーエリート』と呼んでいる。そんな高等教育受けてこなかったよ私は!
クレヨン王国とか……小学校の学級文庫(懐かし!)にあったな。
「ふーん」って横目で見ながら、コバルト文庫読んでたわ。

本格ファンタジーが根底にある人は、『世界』を愛している。
キャラクターの旅と冒険に夢中になりながら、同時に、彼らのいる『世界』そのものを愛している。

でも、「なのに」と言うべきか、「だからこそ」と言うべきか、本格ファンタジーのラストって、基本めっちゃ悲しいんですよね。
あんなに!たくさん冒険したのに、何事もなかったような日常に戻る。
あんなに!頑張って世界を救ったのに、その世界にもう居場所はない。
こんなに!大好きになった仲間と、別れてもう二度と会えない。

本格ファンタジーのラストに、希望ってそんなにないんです。たとえ作中の世界が続いていくとしても、『世界』が終わってしまうから。
だったら、最後なんて別に見たくないじゃないですか。別に終わらなくたっていいじゃないですか。
ずっとこのキャラたちと、ずっとこの世界でわちゃわちゃしていられるなら、終わりなんてなくていいじゃないですか……。

……そう! グイン・サーガだね!
はじめて作品コンセプト聞いたとき、マジでびっくりしたわ……エタ前提て!
(当時はエタなんて言葉はなかったけどw)

そんな感じで、本格ファンタジー育ちの人って、あんまりラストにこだわらないイメージ。
何なら、ファンタジー世界の中で、何でもない日常が延々と続いてほしいと思ってる。
終わりたくない作者と読者が、ちょうどうまい具合のところでフェードアウトできたら、これは案外、幸福なエタなのかもしれませんよね。



……うん、全然知らんけど!
ごめん、延々書いてきて何だけど、私には全くわからん感覚www
適性がないので……教育のないド庶民エンタメコンシューマーなので……。
グイン・サーガも1巻で死んだし(ひどいオチ)

(※グイン・サーガはめっちゃ名作です! 私に適性がないだけで)
(そもそも、この『適性がない読者を一撃で切り捨てる』っていうのこそ、選ばれし超つよつよ作品にしかできない芸当)

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