ヴァーリという強大なゲニウスのライバルとして同じゲニウスのアガートラムをあててみました。
アガートラムのほうが不利かもしれません。
銀の腕のヌアザはアイルランド神話に登場する人物です。とはいっても広まったのはフランス語訳のケルト神話。
ケルトがリアはフランスとイギリスに渡って広く影響を与えました(伏線)。
トゥアハ・デ・ダナン(女神ダナの民)でありヌアザは王です。武器はあの有名なマナナン神のフラガラッハ。
しかし腕を欠いたため王位を簒奪され、医療神と鍛冶神によって銀の腕が製造されました。
やがて別の神によって銀の腕は生身の腕となり、王位を取り戻しました。
アガートラム(Airgeadlámh)はヌアザ神の別名で意味は銀の腕。
ただし定着したアガートラムですが、どうやらこれも日本特有の読みのよう。
英語発音はアージェドラーフ(アージェドラフト)、現代アイルランド語発音はエアゲトラム、古代アイルランド語発音はエアゲダラーヴ。
難しい!
フラガラッハはのちにルー(ルーグ)に与えて、簒奪者を打ち倒し、ヌアザが王に戻ったのです。
それとは別にヌアザは大剣もしくは長剣をもっていますがヌアザの剣、もしくはヌアザのカインネル(たいまつ)と呼ばれています。
ヴァレンティアはイギリスモチーフなので、EL勢力のウリエルがアイルランド系のゲニウスを支配下に置いているという設定です。
これがジーンの死の謎にも繋がります。一部完結までには明らかになりますのでご安心を!
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