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近況のーと 第三回 72話~77話

今週は土曜日に近況のーと 更新です!

72話

「早合」は弾と火薬が合わさったものでいわゆる「弾薬包」です。流派によって油紙で包んだものや笹の葉を使ったものなどがあるようです。海外では「ペーパーカートリッジ」と言われることも。

73話

沢彦禅師の「生温かく見守る」は本来は1990年代から発生したスラング。天使級10589号さんのなかにある辞書データにはすでに存在している表現なので、歴史作品に唐突に現代的なスラングが交じるというネタ。当作品が本来の時間線から切り離された時間線SFの要素を持つ特殊な歴史小説であることを認識してもらうための小細工。

「そこに痺れる憧れる~!」は「ジョジョ◯奇妙な冒険」の第一部「ファント△ブラ▽ド」 ディ◯・ブランドーの取り巻きが彼を称賛するときのセリフ。ちなみに原作では「そこにシビれる!あこがれるゥ!」と独特のカタカナ・ひらがな混じりの表現です。


74話

虎哉宗乙に「浮野の戦い」の裏側を全部解説させた回。
筆者がなぜ、「浮野の戦い」をあの様に設定し、描写し、各勢力を動かしたのかを虎哉禅師が全部ネタばらししています。
意図的に「浮野の戦い 格段」で説明しなかったことがあるわけですが、ここで虎哉禅師が解説することで「浮野の戦い」の裏表がすべて明らかになり完結・完成するわけです。そして、虎哉禅師の戦略眼・戦術眼が明らかになる、と。
武田信玄が青田刈りをした正確な記録はありませんが、戦略・戦術を駆使する武田信玄ですから行っているはず。


75話

あまり元ネタ・蘊蓄が無い回
信長伯父さんの坊丸へのプレッシャーのかけ方と鉄砲をいじり倒しているのを楽しむ回

76話

「標的を試し撃つ!」「目標を狙い撃つ」はガンダム◯◯の▢ックオン・ストラトスことディラNNディ兄弟の決め台詞「狙い撃つぜ!」「デュナメス!目標を狙い撃つ!」から。
信長伯父さんが最初にやった射撃姿勢は本当に半身の片手打ち。
その後に行ったのは「ウィーバー・スタンス」をさらに半身に近づけた感じ。最後に坊丸が提案したのはまんま「アイソセレス・スタンス」

77話

信長と帰蝶さんの夫婦のやり取りに巻き込まれて困惑しながら正解を探す坊丸をお楽しみください

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元ネタ紹介、蘊蓄、雑学、ちょっとした裏設定をつらつらと書いていく週刊近況のーとですが、第3回分、いかがだったでしょうか。
意外と大変なので、そのうちサポーター限定にする可能性もあります。その際は、「あ、銭がほしいんだ…仕方ないよね…」と思ってください。

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