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近況のーと 第一回 58話~63話

58話 

JIS規格では、足がかけられる部分があるのが、シャベル。そうでないものがスコップ。
その定義だと、ほとんどの鋤はJISの定義だとシャベルになるんですね。
ま、鋤は鋤ですがね。
焼酎に「蘭引」という名前がつくものがありますが、「ランビキ」「兜釜式焼酎蒸留器」を用いて作られた焼酎を「蘭引酒」ということがあります。アランビック蒸留器が日本に伝わるときに変化したパターンですね。

59話

坊丸の中の人が総合学習で教わったのは「二年三毛作」「輪作」です。
コメ - 麦 - 大豆
ヒエ - 麦 - 大豆
などがあります。
備中鍬、シャベルはこの時間線では「三又鍬」「曲がり鋤」と名は体を現す命名になってしまいました。

60話

「否、断じて否」はガンダ◯Wのゼクス・マ◯キスのセリフ。ニーチェの著作、和訳によっては「断じて否」という表現が出てきます。
「これは敗北なのか!否、はじまりである」という機動戦□ガンDムのギレnによるガル◯国葬の演説のイメージとゼクスのセリフをグチャッと混ぜてできたのが、今話の信長の檄になります。

信長の姉で、織田信清に嫁いだのは犬山殿と呼ばれる人です。
ただ、この名前は犬山城に嫁いだ後から言われるようになったであろう名前と推察します。
お犬の方、お市の方等の妹たちの名前から推察して、「おい◯の方」と結婚前は、言われていたのではないかと思い、結婚前の名前を「お伊勢」と創作しました。

61話

前野宗康は、前野長康のお父さん。
この時代はまだ前野宗康さんが前野家当主を努めているはず。きっと、たぶん。
最近は、川並衆というのは、「濃尾三川領域の河賊、河川運搬業を生業とする豪族・国人の一党」のうちで「秀吉に早くから協力した人たち」に対して、秀吉が天下人になった以降に名前がつけられたという説もありますが、ここはロマン重視で。

62話

ランチェスターの法則は戦争における戦闘員の減少度合いを数理モデルとして記載したもの。1914年のフレデリック・ランチェスターの著書に記載されてる有名な法則です。
宇宙世紀の「戦いは数だよ!兄貴!」といった武人は、ご存知、ガンダ◯にでてくるドズル・◯ビの人。
弓と鉄砲の射程については多くの資料を確認し最大公約数的な数字を抽出しました。曲射をしたときの弓の最大射程はすごいのですが、有効射程を見るとね。やっぱり火縄銃、優秀。

63話

「あれが、若さか」は、Z◯ンダムでクワト□大尉がカミーユ・美談に殴られたときの「これが若さか」というセリフに影響されてます。

「カンナエの戦い」は言わずとしてたカルタゴの名将 ハンニバル・バルカがローマ軍を打ち破った戦い。カルタゴ軍50000人がローマ軍86000人を打ち破ったので、包囲殲滅陣、包囲殲滅戦の典型として知られるやつです。


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元ネタ紹介、蘊蓄、雑学、ちょっとした裏設定をつらつらと書いていく週刊近況のーとですが、初回分、いかがだったでしょうか。
意外と大変なので、そのうちサポーター限定にする可能性もあります。その際は、「あ、銭がほしいんだ…仕方ないよね…」と思ってください。


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