杉野みくや

『安定』って何だろう？

誰もいない橋の上で、少女は待ち望んだ最期の時を迎えようとしていた。 〈注〉本作には一部、いじめの描写が含まれています。

アルムはひとり、放浪の旅を続けていた。ある日は町中を、ある日は雪山を、ある日は戦地の中を。 様々な因果が複雑に絡み合う広大な世界を、彼女は見て、聞いて、体験してきた。 時には災難…

可愛く可憐な紙人形、だったはずなのに。

今年も、気の向くままに詠んでいきます。

思い描いていた大学生活はどこか遠くに行ってしまった。

【KAC2024 第8回参加作品】 オフ会を間近に控えた私は時間が無い今日もオンラインゲームにもぐった──。

【KAC2024 第7回参加作品】 目の見えない彼女は『色』について興味津々なよう。今日もまた、彼女の元で色について話す──。

【KAC2024 第６回参加作品】 幻の青い鳥を探し求める調査団一行。しかし、そううまくは見つからず……。

【KAC2024　第５回参加作品】 貧しい少年が過ごした、とある不思議な一夜の物語。

【KAC2024 第４回参加作品】 季節外れの大寒波が訪れる中、和泉はそわそわしながら学校へと向かっていた。

【KAC2024　第３回参加作品】 久々のライブハウスでのライブ。楽しみに待っている男の耳に異様な音が入る。

【KAC2024 第２回参加作品】 魔術研究員として王宮で働くことが決まっていたイェレナ。研究に没頭して後回しにしていた家探しをようやく始めるも、希望通りの良い物件はほとんど残さ…

【KAC2024 第１回参加作品】 友人とよりを戻すために男が向かったのは結婚式場だった――。

些細な好奇心から世界中の国防システムをハッキングしたひとりの男。禁忌を犯した代償はあまりに大きかった……。

〔「短編賞創作フェス」参加作品〕 由梨は共通テストを控える受験生。朝起きてから試験開始までの間、彼女は心の機微に揺られていく──。

クリスマスを控えたとある町では、宝飾品を狙う連続盗難事件が発生。なかなか進展しない捜査に警察である笹山は頭を悩ませていた。 犯行現場に必ず残される、肉球の朱印つきメッセージカード…

名も知らぬ誰かによって紡がれる、小さな小さな物語。 9〜11月の間、不定期に更新していきます🍁

【これは、ひとりの天使と堕天使が織り成す、激動の物語】 幼い頃、ユイは彼女の元を訪れる天使のリュノとほぼ毎晩、楽しいひと時を過ごしていた。しかし、ある日を境にリュノは姿を見せな…

ある日、主人公の清水ヒロトは突然リストラを宣告され、行き場を失ってしまう。やけ酒に溺れながら1日を終えた清水が目を覚ますと、身に覚えのない場所にいることに気がつく。そこへ近づ…

ある日の夜、僕は変わり者のお父さんに連れられて高層ビルの屋上に来ていた。 本作はクロノヒョウ様の自主企画【第47回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画】に参加しています。 …

この作品は短歌などの｢詩歌｣と掌編小説級の｢物語｣を融合した作品です。 不定期に連載していきますので、気軽に読んでいただけると嬉しいです。

岡山県倉敷市の某所に佇む、ツタにまみれた一軒の廃屋。そこは、決して立ち入ってはならない場所だった。

新学年に上がった俺たちはクラス写真を撮ることになった。 クロノヒョウ 様の自主企画｢シチュエーション物語｣参加作品です。 シチュエーション ・「教室で、恋に落ちた瞬間まで」…

優奈は『白石女子学園 中学・高等学校』に通う普通の高校生。同級生の夏美とは親友であり、密かに想いを寄せる相手でもある。 とある夏の日、いつものように夏美と一緒に下校していると、一…

短歌を気ままに詠んでいきます。 ※この作品は第1回カクヨム短歌・ 俳句コンテストに参加しています。

今年も梅雨がやってきた。そこには、今しかできない発見があった。 ※本作は第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 一首部門に応募しています。

《『賢いヒロイン』中編コンテストにて中間選考を突破いたしました！》 西暦2075年、人類初のタイムマシンが発明された。同時に、それは最悪の悲劇をもたらすことに……。 時は流れて…

タイムトラベルに成功した男が招く、悲惨な末路。

言い訳人間の葛藤。

私は同僚と共に、巷で話題の『数字おみくじ』を引きに来る。私が引いたのは上下逆さまに描かれている赤い7の数字だった。

3月14日。ホワイトデーで学校中が賑わう中、咲希は人知れず緊張していた。バレンタインデーの苦い記憶と、想いのつまった甘さ香る袋をカバンに詰め込んで……。

せっかくの休日なのに『俺』は熱を出してしまう。うなされていると、小さな人影が姿を現して……。

社会人の『俺』は嫌なことや悩み事があると、よく深夜に散歩に出かけていた。今日もいつものように散歩をしていると、思わぬ人に遭遇するのだった。

僕が学校から帰ってくるや否や、発明家のウィリー博士は地下室へと強引に連れ込む。そこにはあったのは、どんなケーキも自動で作ってくれる夢のような機械だった！美味しいケーキに舌づつみを…

罰ゲームで肝試しをすることになった俺は奇妙な噂の絶えない館に行くことに。ここにあるという「うさぎのぬいぐるみ」をカメラに収めるために深夜の館に足を踏み入れるのだった。

本屋で働く主人公・不破芽衣子は身に降り注ぐ不幸に悩んでいた。そんなある日、誰でも幸せになれるという魔導書の噂を耳にする。

時刻は22時。静まり返った建物内に潜む、2つの影。危機を回避すべく、2人のスパイが動き出す！

「理想郷」は｢ユートピア｣と読みます。 願いには代償が付き物。慎重に判断していただきたく、体験版をご用意しております。それでは、行ってらっしゃいませ。

　4月1日、幼馴染みの二人は桜並木の下を歩く。叶えたくても届かない思いを抱きながら...。 　二つの話を読み比べながらお楽しみください。