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■スクラップ・ジャーニー▽
https://kakuyomu.jp/works/16816927861332679953 活動記録も兼ねて、キャラクター深掘り+次章+最新話の雑記を書いていくよ。
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◆旅人・シイハ
シイハは80年前の大戦で活躍した元戦兵。
戦火の真っ只中、敵の爆撃を受けた際に四肢を欠損。胴体と両眼は高温の熱線に焼かれて泥と化し、現在は義眼をつけているよ。(その為、イラストにはハイライトがない)
辛うじて残ったのは首から上だけで、殆どが機械となった己の肉体を〝悪あがき〟だと自嘲。
身体はメンテすれば老朽化しない為、現役だった頃とほとんど容姿は変わらない。ヘビースモーカー。
生きることに貪欲であり、ユイを助けたのも【彼女が生きることを諦めたから】である。
何らかの目的のために、世界の果てを目指して旅をしている。
◆少女・ユイ
白髪と、大きな赤い目の少女。十六歳。
砂礫の廃墟に集落を作って暮らす〝ラヴィ〟という食人族だが、人を食べなかった為に異端とされた。
食人の強い中毒性を懸念し、先人たちはそれを禁止としていたが、飢えた同族たちは禁忌を破ってしまう。
やがて、獲物となる人間が集落のそばを通らなくなり、仲間たちは禁断症状で共食いを始めた。
ユイは次の食糧として選ばれていたが、あと一歩で屠殺される所をシイハに救出された。
ラヴィは強靭な脚での蹴りを得意とする、戦闘向きの種族でもある。彼女の活躍に期待!
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次回からEP.2「砂上の都に花は降りて」編へ。
舞台は灼熱の王都・アズハールだ。
行方不明となった妹の手掛かりを探していた宮廷士官・シャマールが手にしたのは、シイハの書いた先日の旅の冒険譚。
書き手が集落で見つけたという荷馬車の外観描写は、妹が所属するキャラバン隊によく似ていたのだ。
追い討ちをかけるようにシャマールに届いたのは、仕えている皇女・アリーシャが何者かによって誘拐されたという報せだった──。
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──幕間──
最新話「休息」
https://kakuyomu.jp/works/16816927861332679953/episodes/16816927861717493212 ラヴィの集落を後にした二人の最初の一夜。
両腕を破損したシイハを甲斐甲斐しく助けるユイ。
ほとんど無感情だった彼女が心を揺らす、大きくて小さな一歩を煙草の描写とともに大切に書きました。
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久々に自作語りしました!
この作品が、たくさんの方に届きますように!