■私作:
https://kakuyomu.jp/works/16816927861332679953片手間読書にいかがでしょうか?( ´ ` *)
■Ep.4 スカーレット・デュオ あらすじ
時が流れて、Ep.1〜Ep.3から6年後。
22歳になったユイは、かつて自分が生まれ育ったあの廃墟を散策していた。
そこに、シイハの姿はない。
彼はユイを突き放すような形で一方的に別れを告げ、そのまま消息を絶ってしまった。
これからどうしよう、と途方に暮れた所で、花の都で出会った青年・ライラと再会を果たす。
ラジオから流れる音声を聞いたライラは不審に思い、水鏡の魔術を行使してシイハの視界を覗き見た。
そこに広がっていたのは機械都市・マグノリアのネオン街と、玉座に就いた帝都総督・イーグル=ロウの姿。そして、その冷たい瞳に映るのは、首から下の身体を失い、機械に繋がれて無機物と化したシイハである。
二人は囚われたシイハを奪還すべく、互いに手を取る。緋色に燃える二対の火は、生身の人間が権力を失い、機械に蹂躙されし危険な場所へと燃える──。
■成長した二人
王道ヒロインのユイと、(リアル)王子様ライラのタッグは書きたかった組み合わせです。
初期段階からプロットがあり、ついにこの章を書きはじめることができました。
今後の展開も楽しみにして頂けると幸いです。
八神庵里