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最近『碧涙』を読んでいただいているようで

とても嬉しいです。タイトルの件です。

『碧涙』は、ファンタジーに、武侠風味をちょこちょこ盛って書いたお話です。
三部作で構想していて。一応、二部の中盤までは書いていたりします。
今は下げていて読めませんが。

『碧涙』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885876821

基本的な設定としては、
文章の大家として知られる飄冷光が、
それぞれの形で主君に仕えた自身の兄(冷伯)と姉(婀禮)が、
不忠の謗りを受けていることを無念に思い、
あらためて世に問う為、書き記した記録、という設定です。

上篇(『碧涙』)が冷伯の物語、下篇(『碧霄』)が婀禮、ということになっておりまして、
三部作となっているのは、ここに、
一族、主君を裏切り、稀代の悪女とされた明珠の外篇(『紅涙』)を加わえる予定だったんですね。

もとは、カクヨムで連載していた長篇小説『月娥瞑神傳』(現在非公開)のスピンオフとして書いたもので、
最後に出てくる冷伯の遺した剣譜がお話で重要な役割を果たしていたり、
婀禮も関わっていたり、嬰神が登場していたり……なのです。

非公開にしたのは、随分前に、カクヨム掲載の作品が外部サイトでまるっとコピーされて出回るというよくわからん事件が起こった時に、一度全部の作品を下げたというのが理由の一つ。

あと、今連載している『昊国秘史』シリーズと、
ちょっと?否、大分、モチーフとか設定が被っていたり、
あちらはあちらで、思い入れのある作品ではあるのですが。
とんでもなく長いお話で、終わらせられる気がしなかったりという理由で、
下げたままにしているのでした。
あちらのキャラも本当に気に入ってますし、
何より、わたくしが大好きな男女主従モノなので、
いずれ、リメイクしたいなとは。


【『碧涙』キャラ造型について】
「見た目と中身のギャップがポイント」な主従にして親友同士というのが基本線。

これを書いた当時は、「男同士の友情が書きたいな」っていうぼやっとしたイメージで書き始め。「友情と言えば『知音』」「『知音』て良い言葉だよね」などと思いながら、お話を膨らませていったような。

■主役(従):飄冷伯
繊細で中性的な美貌の絶世の美男子。
その一方、大酒飲みで、口が悪くて、喧嘩っ早い超絶自信家。
いっつも「莫迦芝蘭」「暴走皇子」と芝蘭を偉そうに罵りながらも、
芝蘭がいないと途端に“ぺっしゃんこ”になる男。

■対役(主):琅芝蘭
見た目は荒っぽい雰囲気の長身の美丈夫。
珱国では超珍しい、やや短髪青年。(この国の習慣では、髪が短い→“復讐”の誓い。それを果たすまでは「人であって人でない」位のかなり強烈な意味有)
ちゃんと振る舞おうと思えば上品に振る舞える、皇子殿下。
皆が大好きなお兄ちゃん。

……なんかもっと、この二人を書きたかったな、なんて思いながら。

すっごい昔に描いた絵を発掘してしまったので載せてみます。
やあ……吃驚するほど……絵が古い(笑)

銀髪好きなんですけどね。
黒髪も大好きなんですよね。
描くのが楽しいのは黒髪の方だと思ってます。

2件のコメント

  • >剣譜がお話で重要
    武術の秘伝書の奪い合い、金庸っぽくてテンション上がります!ヽ(=´▽`=)ノ

    >黒髪も大好き
    いいですよね!
    中国の時代劇は黒髪長髪のイケメンだらけで、めちゃくちゃ目の保養になる(*´艸`*)
  • babibu 様

    ありがとうございます(*´艸`)

    >武術の秘伝書の奪い合い、金庸っぽくてテンション上がります
    武術の秘伝書を追い求める人々、奪い合い……武侠小説「ならでは」ですよね(*´艸`)♥ ロマンです笑

    >中国の時代劇は黒髪長髪のイケメンだらけで、めちゃくちゃ目の保養になる(*´艸`*)
    激しく同意です!!
    話をしていたら、見たくなってしまいました笑
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