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『歴めろ。』第六十三話のうんちくコーナー

●灼のうんちく

 平良も言ってたけど藤原仲平に渡りを付けた『源兼忠』は『源経基』と同じ清和源氏。しかし、父親は第三皇子の『貞元親王』で母親が『藤原基経』の娘なのね。そして、藤原仲平の父親も藤原基経だから繋がりは強かったはずよ。
『貞信公記抄』天慶二年(九三九)六月七日条、
 忠平は源経基の訴えに対し、事件の究明に当たるための『問密告使(もみくし)』を派遣することを決定してるわ。しかし、このとき長官に任命されたのが右衛門権佐源|俊(すぐる)だったのよ。
でも源俊は嵯峨源氏。私見では将門が恐ろしかったのか度々東国への出発を延期してるわ。結局、忠平の怒りを買って官位を剥奪されてる。もちろん経基も誣告罪に問われてる。
 後世のあたしたちは結果、将門は反乱を起こすことを知ってるけど、源俊と経基は罪を免じられるわ。。。。あたし的にはホントに将門が自分の意思で反乱したのか疑問なのよね。
 ともあれ、今後平良が説明してくれるはずだわ。

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