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『歴めろ。』第三十八話のうんちくコーナー

●灼のうんちく

今回の平良の話、ホント脳汁がドバドバ流れたわ。

ようは道真を例えにして後鳥羽院をお慰めした。その中に時平一族もディスられてた、と。
結局、定家は道真に好意を持ってるということよね。。。と、いうことでいいのかしら?

右近という女性をわざわざ悪役の代表格に仕立てたという説には賛否両論がありそうね。

『大和物語』には、

おなじ右近、「桃園の宰相の君なむすみ給」などいひののしりけれど、そらごとなりければ、かの君によみてたてまつりける、

『よしおもへあまのひろはぬうつせ貝むなしき名をば立つべしや君』

となむありける。

右近のところへ「桃園の宰相の君<藤原師氏>がお通いになっている」などと世間で噂が立ちましたが、どうも事実無根だったので、右近が桃園の宰相の君に差し上げた歌、

世間なんて好き勝手に言うものよ。まるで海女が拾わない空っぽの貝のように、事実無根のまま、私のむなしい浮き名を放っておくつもりなのですか。あなたにそのつもりが無いのなら、早く私の所へ通ってきてください。

……と、いうことがありました。

おおむね、こんな意味です。まあ……あたしには『大人の恋』はまだ早いと思いました。。。。

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