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あんまり暑いので、いっそ暑苦しいファンタジーを

……ぐぬぬぬぬう。
あ、あづい。あづすぎる。

と、ゆーわけで、何年か前、猛暑に耐えかねて某所に書き連ねたロリ話(またかよ)を、推敲の上で再公開したいと思います。長さは長編寄りの中編、といったところです。

前半『山の章』は、非常に暑苦しい文体になっておりますので、一日おきの更新予定です。
後半『街の章』は、軽い文体に移調しますので、毎日更新の予定です。

なお、文中で、下記の諸作の一部を引用させていただきました(作者敬称略)。

  森敦・作『初真桑』
  市川染五郎・作詞『野バラ咲く路』
  ゲーテ・原詩 近藤朔風・訳詞『野ばら』
  作詞者未詳・童歌『一番はじめの一の宮』
  小川未明・作『月夜と眼鏡』『野薔薇』
  西条八十・作詞『東京行進曲』
  門田ゆたか・作詞『東京ラプソディー』
  富原薫・作詞『汽車ポッポ』
  本居長世・作詞『汽車ぽっぽ』

追伸。
連載中の『天壌霊柩』も、汗だくで打鍵しているのですが、あんまりあづぐで、なかなか区切りがつきません。

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