お久しぶりです。
連作短編はほったらかしで、大長編に挑んでおります。
題して『天壌霊柩』――いわゆる伝奇ホラー系なのですが、狸のことゆえ、あっちこっち、好き勝手にでんぐり返ってゆくかもしれません。そもそも初めっから、なんじゃやら二つのサイドが、並行して進行したりもします。
『天壌霊柩 ~超高層のマヨヒガ~』と『天壌霊柩 ~式神たちの旅~』は、別々の扱いで始まりますが、実はどちらも同じ物語の一部です。そのうち、この両サイドが合流し、いよいよ妙な方向へ、でんぐり返ったりする予定です。
お盆中は、両サイドを朝と夕方に毎日更新します。
新聞小説のように小刻みな進行になりますので、じれったい方は、何日か溜まってから、通読するのが吉かもしれません。