• 異世界ファンタジー

読書研究 黄昏色の詠歌い

黄昏色の詠歌いを読み終わった。すべての巻がキンドルの読み放題に入ったいたから読んでみた。
著者はよく見かける人で、おそらく人気があるのだろうということは察せられる。
というよりむしろ、ここまでいろいろな作品を商業で出版しているということはかなりの人気である。それだけラノベ作家は続けにくい職業だからだ。黄昏色の、もその著者のデビュー作でかなり以前の作品だと思う。そこからずっと生き残っているベテラン作家さんの本なのだ。
期待を高くして読んだが、なるほど面白い。特殊なファンタジー設定をうまくストーリーに落とし込んでいる。そして最終巻に進むにつれて、世界の秘密が明らかになる。そういう流れは王道ながらワクワクできる。
そしてきれいなボーイミーツガールである。
とくに目玉となる詠唱にこだわりを感じる。言葉選びのセンスがいい。かっこよく厨二かんが溢れていてよきかな(誉め言葉)。
そして残酷なこともありつつも、作品世界の優しさが感じられる。いわゆる作者の人柄が現れているというやつかもな、と思う。
楽しく読了しました。

マネしたい点。唯一無二のこだわりある詠唱、世界観の根底にある優しさ

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