現在終末シリーズを読んでいる。
なんと九巻と外伝までキンドル読み放題で読める。
そこまでしてもらったら、後の十と十一巻は買って読もうと思う。
話としては概念的というか哲学的な要素も含んでどんどん世界観がいっそう深まった気がする。十七種の獣という存在がただの怪物ではなくなんらかの方向性を持った生き物であるというところが概念的な存在が実在するという面白さにつながっている。自分はそこまで深く読んでいないのでそこまで理解できているわけではないが、設定が好きな人などは大変楽しめる仕様になっているのではないかと思う。
あとは妖精という特性上女性のキャラがたくさん出てくるのだが、彼女たちの書きわけもうまい。
後は心理描写も巧みで、小説ならではの書き方をしていて読んでいておいしい文章だなと思う。
人気もなるほどな終末シリーズだなと思う私なのであった。