今週はまちに待ったサイレントウィッチの最新刊を読んだ。
いやー。よいですな。モニカの健気さと成長、それと七賢者としての実力を堪能できました。
やっぱり魔窟小説になろうで人気だっただけある。ウェブ作品は沼作品が多い。読んでいて時間を忘れて没頭できる。そのせいで目が少し悪くなった気がする（それは作品のせいではない）。
モニカが実力を隠して魔法を使うシーンが多くて大変そうだな、でもすごいなと思う。最後に敵役だった彼女にもがっつり感情移入ができた。総じて文章力が高く物語性も高いのかなと思った。
あとがきでページ数ギリギリまで加筆したとあって、書こうと思えばいくらでもかける地力のある作者さんなんだなと思った。そこは正直うらやましい。そんな作者と比べればまだまだ未熟者の私であると痛感したのであった。
読んでいてフェリクスは本物の王子ではないのかな？と推測しました。予知に出ないのは名前が違うからかな？とか。何にせよフェリクスにも秘密がありそうです。謎が解明されるのが楽しみです。
インタビューで作者がエリオットが人間臭くて好きなキャラだと言っていて、強キャラでなく人間臭いキャラが好きなのは作者の懐の深さを感じさせられた。
マネしたい点、ストーリー性の高さ。キャラの個性が光る会話が面白いこと、