今週は放課後は異世界喫茶でコーヒーを、を読んだ。
評判がいいのは聞いていたけれどもあとがきで初めてカクヨム発の小説だと知った。なんと八年近くかけて二巻ほどを書いたらしい。そんな小説はぐつぐつ煮込んだ煮込みハンバーグのように丁寧につづられている小説だった。
小説の中で起きる事件はささやかだけれども丁寧に書きとられている。異世界に生きる人の日常がうまく描かれている。やっぱり本になる小説は文章の肉付けが良く太っていて読んでいておいしいのだ。
自分ももう少し文章にうまく肉付けができたらいいな、と思った一冊なのであった。
マネしたい点、肉付きの良い太ってジューシーな文章力