魚崎 依知子

三月に入りました（既に中旬）。
春らしい空が待ち遠しいこの頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
気を抜くとすぐ一ヶ月空いてしまう近況ノート、前回「使いこなせるのか」と書いて終わりましたが答えが出ています。

おかげさまで発売まで十日を切りました、『夫恋殺 つまごいごろし』。
Xの方では既にポストいたしましたが、書影が公開されました。
私の手元には見本も届きまして、いよいよ、という感じです。
YUEさんの美麗な装画にぴったりの装幀は、原田郁麻さんによるものです。表紙や帯の質感から始まってタイトルフォントやカバー下・別丁扉のデザインまで、ほんとに美しく仕上げてくださいました。

やっぱり、紙の本っていいですよね…。
電子書籍にももちろん多くの長所はありますが、紙の手ざわりや表紙を開く時の期待感、カバー下を確かめる喜び、ページをめくる時のかすかな音…そして「これ誰だっけ」「ここどうだったっけ」となった時の見つけやすさ（近頃とみに感じるようになりました）は、電子書籍にはないものです。
ちょっとした時に気軽に楽しませてくれるのは電子書籍ですが、紙の本が与えてくれるものも大切にしていきたいですね。

カドカワストアほか、AmazonなどのWEBサイトでも書影が公開されつつあります。3月21日の発売まで、書店店頭でもWEBサイトでもまだまだ予約受付中ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322311000880/

また、予約してくださった皆様、本当にありがとうございます。
無事にお手元に届き、楽しんでもらえますよう心の底から祈っております。

まだしばらくこちらでもXでも宣伝が続きますが、お付き合いいただければ幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。