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キチきょむさん (うたがうゆうしゃ)


 「何もない空間、つまり無の空間は、無を作る物質で埋め尽くされているので、無になるのです。」
と、
その男?は言った。

「へ?・・・・・・な、、、かっけぇーーーー、、なんか、かっきょよくないか?」
かみつつも、目をキラキラさせはじめるイサム
同意を求められた魔王、わかってないけど、まったくもってだけど
「お、おう、なんかわからんが、そうだな、そーんんな感じだな」
正直魔王w

「あれだ、宇宙とかの真空とか、そーなんだろ?」イサム
「宇宙の真空も、にたような物質でうめつくされていますね」男
「違うのか?」い
「別の部室に成ります」
何部?

変換ミスをそのまま利用するのはよくないデス!

「まぁ、そうか、空気だって無いものとされてきたんだし」い
「ああ、聞いたことあるぞ、マソも最初はそーだったんだろーなぁ」マ
「物質の無いところなんか無いですよ?」男

「「そーなんだー」」い、マ
わかってないので棒
つかピンとこない

「無とすべてはイコールなんですよ?」男
「「そーなんだー」」
ますますw

「んじゃ、異界は?」い
「おー、異界物質とかかな?」魔王
「そういう世界なら、そういう物質でできているので、そーんな空間になるのです」男
なるほど、となんか納得いく2人


男は最初
「マカイから来ました」
と名乗った。
たまたま食堂に飲みに来て一緒に飲んでいた魔王に顔を向けるイサム
魔王は首を振った(知らん奴だ)。

「マカイの方から?」いさむ
「いえ、マカイからです」
「俺も全員知ってるわけではないが、匂いが少し違うかも?」
魔王は魔国(現界)だけではなく、たまーに魔神に会ったり、いきなり魔界に呼びつけられたりし始めているのだ。再生魔神とか使いまわし魔神とかにされるのだろうwwナカーマ、とイサムは密かに喜んでいた。

その男は、子の世界で活動していいですか?、とイサムに許可を取りに来たのだ。
律儀である!

「何すんの?」
「”マ”を発見したら、ちぎったりくっつけたりして、その世界の均衡を崩しているマを校正するのです」
なんか、単語?・・・

「この世界に、俺が思うところの悪影響は無いんだな?」いさむ
「良くなる方向だと思いますよ?」男

・・・・魔王に視線を投げるイサム
「・・・良くなるんなら、いんじゃないか?」魔王
「だな、ココを拠点にしていいぞ」イサム
「ありがとうございます、でも流れ流れの流浪人でこの世界中回りますんで、拠点は必要ないのです。」
「「すげーな」」
いやぁ、となんか照れる男
いろいろ、なんか、つぼ?わかr・・・・

(もしかしたら・・)い
(おう、俺も思った)マ
タカシとかおかん系なのかしれない、と!

まぁ、なんだ、虚無が実は物質でいっぱいとか、そーゆーことを知ってるんだ、なんかすごく大層なことで、その「マ」とやらはすごくなんかまずいんだろう、
あ、「マ」と魔王の略号マは別だからね!

「で、俺はそのマって知らないんだが、わかるように説明してもらえねーか?」魔王
「ええ、この世界での言葉だと、間男・間女とか呼ばれているようですね」
は?×2

「あいつらの存在は世界のこころの均衡を悪の方に凄く傾けます。なので、男の方はちぎり、女の方はくっつけちゃうのです。見た目そんままで。見た目は男で・・とか、見た目は女でwぷ!笑えるでしょう?ぷぷぷ!!一生つがいできないwwwざまぁwww」男
・・・・・・×2

「あの、お仕事は?」イザム
「ああ、今は無職です」
やっぱ

「元のお仕事は?」
「ほんとはこういう人型ではないんですよ、無色無形というか、無そのものというか、、でも活動先に応じて、ね?!」

「個人的事情がおありなんですね、、、」
とイサムが言った時にメフィがテーブルに熱燗を置いてくれた。
こいつが酔えるのかどーかわからんが、、

数時間後、べろべろに酔った男を客室に転送し寝かせた。
なんか、設定で酔えるようにしてるらしい。
「酔うって面白いですよねー」
と、酔うのが好きらしい、、、、、。
「まぁ、なんとなくわかりますね」メフィ
同類か・・・

で、メフィ曰く
男は精神体という生物?で、「所詮生き物の成れの果てですよ」
なので、メフィよりもよほど長生き?生きるって呼ぶのかどうか知らんけど、らしい。
で、
「なんか、今の精神体のときなのか、そのまえのなんか肉体があった時代のことなのか知りませんが、”間”が原因で世界が壊滅でおしたんじゃないですかね?」メフィ
「個人的な事情かも?」イサム
「俺にはわからん」魔王
メフィは人間のときも結構あったし、魔人のときでも人間と番になってたし、そこらは感覚的に解ってるのだが、魔王はそういう経験が無いのでわからない。

そういえば、
「あの、何もない空間を埋め尽くしている物質、虚無物質って呼ぶんだと言ってたな?」イサム
「ええ、それが?」
「いや、奴、名前無いみたいじゃん?」

きっちょむさん、という話があると説明。
日本人名じゃないですね?というメフィのツッコミにホントだ!と今更びっくりしながらも、
なんか似てるんでそれでいんじゃね?と強引イサム
んじゃ、虚無さん?とメフィ。

「それじゃまんまじゃん?俺らの世界だぜ?」イサム
ああ、もっと捻れと・・

「きッ虚無さん」メフィ
まんまだなー

「・・・まぁ、いいか、ひねり過ぎもつまらなくなるからな」
経験ありそうである!さんざん叩かれたんだな?!!


出だしがなんか大層なわりに、オチがしょぼいな
と、つまみのみりん干しをかりかりかじりながら思う魔王。




でもね、誰も”マカイ”については聞いていなかった件
さあ、想像してみよう!

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